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旅について - 中西代表|環境への取り組み

旅について

  • 2018年01月15日

ツアーの行程で1日だけ或る都市の観光地に立ち寄っただけなのに

「あの国にはもう行ったからいいや」というような発言をされているのを何度か聞いたことがある。

僅か数日では何もわからないだろう。

 

同様に、訪問した国数自慢はよく聞くが、側から見るとどうにも格好悪い。

国数ではなく、如何にその国の文化や人々に触れたかの方が重きを置くべきなのではないかなと感じる。

国数など、アフリカ1周すれば50を超えるし、ヨーロッパの小国を巡れば数は増える。

 

勤め先を少し休んでふらつく事を

「旅」と表現されていることもよく耳にする。

 

戦火をくぐり抜けて大きな話をまとめて来たのに、

「出張から帰った」とだけいう人もいる。

 

どうにも違和感がある。

旅という言葉を考えてみた。

仕事を休んで観光地を巡るのは観光旅行。

仕事で現地で商談するのは出張。

そんな括りでよいのだろうか?

 

旅というものは、何か冒険心を煽るワクワクするような何かを含んでいるものだと感じている。

そこで現地の文化に触れ、人々と接すれば良いのだと思う。

 

例えば、幼い子供が初めて近所にお買い物に一人で行くのも旅で良いと思う。

 

観光地を巡ると言っても色々ある。

出張と言っても色々ある。

人がなかなかいけないような場所を巡ることもあれば、

大変な危険をくぐり抜けるような出張もあるのだ。

温泉を巡る旅もあるだろう。

人それぞれの定義であって良いと思う。

そこに冒険的な何かワクワクするようなものが入っていれば旅でよいのではないか?

ただ、表面をなぞるだけの薄っぺらい観光地巡りは旅とは言わないのだと思う。

旅行といえばいい。

結局実態と乖離していなければそれでいいのだろう。