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カーボンニュートラル時代の金融機関の生き残り戦略 - 中西代表|環境への取り組み

カーボンニュートラル時代の金融機関の生き残り戦略

  • 2021年08月16日

カーボンニュートラル時代に突入した。

大きなうねりである。

金融機関の取り組みは遅れている。

グリーンボンドを手掛けたぐらいで環境に取り組んでいるなどというのはお門違いである。

環境省グリーンボンドガイドラインを2020年に発行している。時代はグリーンのみならず、ソーシャルボンドに向かっている。

サステナビリティリンク債などは、グリーン適格とソーシャル適格事業の側面を併せ持つ。

重要事項KPIを環境、人権、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、地域創生などを掲げて、外部評価も受けるのだ。

そのために、スコープ1.2のみならずスコープ3までの排出量測定まで行う企業も増えてきた。

測定したり、目標を立てたりすることは良いことだ。

しかしだ。よく考えてみて欲しい。

それでは1kgも二酸化炭素は減っていないのである。

ソリューションがないのに、事務作業ばかり増えてどうする。

根本的に何をどのようにして解決するのかのHOWが抜けている。

事務作業に時間、労力、金を膨大に費やすのであれば、少しでも実を伴った活動を展開すべきなのだ。

カーボンフリーコンサルティングは、CDP, TCFD, SBTiの対応などは勿論、ソリューションを提供する会社なのだ。

金融機関は、投資家として側面と、発行体/出資される側の両面について対応すべきなのである。

投資先の選定だけではない。自ら何を行っているのかを再考しなくてはならない。