先を読む
- 2015年08月12日
小さな会社だが、社長として何年も経営をさせていただいてきた。
なんのコネもなかったし、知識もなかった。
だから回り道しながら、一生懸命勉強して、プロとしてお金をいただける仕事を作ってきた。
自ら課した難しいビジネスモデルを実践するためであった。
金儲けするならば、全く違ったビジネスモデルで事業を行った。
社会的意義のない仕事はないのだろう。しかしその意義が大きいものでなければ、事業化する気持ちになれなかった。
一歩踏み出すための意義が私には必要だった。
我が国は技術大国であり、その礎を作ってきた技術者とメンタリティーは一緒なのだと思う。
私は技術者ではない。それでも自分にしかできないこともあると信じている。
さて、第2創業期と宣言してから日が経ってきた。
日々の瑣末な仕事に追われながら、惰眠を貪っていてはならないと思う。
ベンチャー企業であるならば、安穏としていては先を読むどころか置いてきぼりになってしまう。
たくさんのことが頭の中を駆け巡る。
勝負することが、貢献することでもあり、身を守ることにも繋がるのだと思う。