エネルギーの利用とブルーエコノミー
- 2016年05月17日
エネルギー事業部の仕事が増えてきています。
新電力関係のお仕事が多いです。
百花狂乱の新電力も数年以内に淘汰が進むでしょう。
FITも歪んだ価格が修正されなくてはなりませんし、再エネ賦課金についても国と民間のコスト負担もはっきりとされることになるでしょう。
今では「なぜそれだけの賦課金になるのか?オペレーションコストの一部は税金で賄うべきではないか?」との意見が強くなってくると思います。
バイオマスも、木質チップの市場が今後大きく変化します。
価格もそれに応じて乱高下することになるでしょう。
林業家、チップ業界にとっては商機が広がりますが、日本の森を守るということと、林業家を守ることは分けて考えないとなりません。木を切らないことが森を守ることでもありませんし、多様性の観点からもどのように伐採と再植林を行うかも慎重にすべきです。
埋もれていたエネルギーの活用はまさにブルーエコノミーの考え方に合致しています。
エネルギーと栄養素のカスケード的利用。
時代が自然と流れてきています。
当然だと思うし、今後も続くことは明らかでしょう。