超JCMの時代へ突入
- 2017年01月05日
誰もがパリ協定発足に伴いカーボンマーケットは活況になるといいます。
果たしてそうだろうか?
おそらく日本で一番取引をしているであろう当社の感覚からすると若干懐疑的にみています。
達観しているというよりも、日本独自の取り組みを、敢えてパリ協定外でも促すような流れを作りたいと考えています。
これは京都議定書の反省に基づいています。
計算とモニタリングは必要だが、それに費用と時間が掛かりすぎるのならば本末転倒ではないか?
認証プロセスの簡略化、費用軽減無くして促進するのは困難です。
民間でもやれることは多いと思っています。
二重計上や詐欺が発生しないような仕組み作りは必要ですが、認められなければ削減したことにならないわけでもありません。
また、CO2削減したクレジットで儲けたいという人ばかりでもありません。
当たり前のことが当たり前に認められるような仕組みが出来れば良いと思っています。
JCMも次のステージに入ったようです。