日本海の津波
- 2012年01月17日
隠岐諸島海士町を案内していただいている時に言われた事があります。
この郵便局の腰の辺りまで津波で浸水しました。
えっ?
いつの事かと思いきや、秋田沖地震の時だそうです。
ご記憶にありますか?
そんな昔の話ではありません。
1983年発生した日本海中部地震 マグニチュードは7.7。震度5。
秋田県・青森県・山形県の日本海側で10mを超える津波による被害がでたそうです。国内での死者は104人に上り、そのうち100人が津波による犠牲者。
しかし日本海の位置する隠岐諸島にまで津波が襲っていたとは知りませんでした。
実は韓国にも津波が来襲し、死者一人、行方不明者二人が記録されています。
当時は津波警報システムがまだ機能しておらず地震発生後15分後に発令されました。
奥尻島での津波。1993年7月12日の事です。
地震の4分後に津波が襲ってきました。
遠い昔の話ではありません。
歴史から何を学ぶのでしょう。
原発の安全性はどこまで確保されるのでしょうか?
日本の国土は世界の陸地面積の0.3%にも満たない。
しかし世界で発生する地震のおよそ10%が日本で起きると言われています。