資金調達はゴールではない

  • 2021年03月01日

当たり前のことです。

起業家として「資金調達できておめでとう」というような風潮は疑問です。

https://newspicks.com/news/2641889/body/

このような話は枚挙に遑がない。

環境の世界でも、太陽光発電を行っている会社が自転車操業していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb9dc027159ed9673e6d2b12fe98fc6f03e82fd

資金だけ集めて派手な宣伝だけはするが、実は本業はさっぱり利益が上がる見込みがない。

そんな会社が紙面やネットを賑わせていますね。

書かれていることが真実だとは限りません。

しかし額面通りならば環境、健康やSDGsの名を借りたやり方はいかがなものでしょうか?

出資する投資家がいけないのか?嘲笑うかのような起業家達。

業界の信頼を損ねます。事実であるならば企業側も襟を正さないとならないのではないでしょうか?

銀行借り入れでよくないですか?

業態にもよるでしょうね。金融機関も大きな金額を融資してはくれないですからね。

しかし起業家ならばリスクを他人に押し付けないで、腹を括らなくてはならない時って多いと思うのです。

しっかりした起業家がたくさんいるのは知っていますが、どうも最近その手のニュースばかりが目につきます。

NEWSPICKSやCLUBHOUSE辺りでは、如何に頑張って、会社の見栄えをよくして、投資家を集めるかをレクチャーしている。それを真に受ける若者達。

ちょっと前までは、こぞってユニコーンだ巨大ベンチャーだなんて、大して調べもせずに記事にしていたライター達。

Tシャツに黒系のジャケットにジーンズ姿。

以前はベンチャーの特権みたいな風潮でしたが、

さすがに全員が同じ服を着ると、もはや制服みたいですね。

自分もそのような服装をした時がありますが辞めました。

少し色を変えるとかしないと。

金が余っている投資家は、「欲に目が眩んでいるだけ」だし、「余資だから気にすることはない。お互い様」とでも言いたげな様子。

投資家ももっとよく調べるべきです。採算性についての見通しが甘い。

健康とITは親和性が高くなってきましたが、どれほどのビジネスになりますかね?

未病の世界であれば、「継続できるためのメンタル」つまり、楽しさ、気持ちよさ、爽快感と如何に絡めることができるかが抜けていては、仏を作って魂入れず。続きませんね。