あなたに 逢いたくて
- 2021年07月05日
鬼ひもかわ
ちょうど店内には、あなたに逢いたくてが流れていた。
サラリーマン生活は遥か昔に卒業し、50歳をとうに越えています。
そうなると、上辺だけの付き合いはもはや必要がないのです。
一緒にいて楽しい人、ためになる人、尊敬する人。人それぞれ。
それにしても友人は大切ですよね。
社会人になってから知り合った方とも友達にはなれますが、そう簡単にはなれないものですよね。
数は少なくても構いません。
共通の価値観を持っている部分があるといいですね。
学生時代からの友人と会うのは楽しいですね。
若い時は鎧をつける術を知りませんからね。
素の自分がバレちゃっていますからね。
それで付き合ってきた人たちです。
私は、小学校から大学までそれぞれの友達関係が今でも続いています。
しかも頻繁に連絡を取り合っています。
居心地が良いのですよね。
もう人生の後半戦ですので、そういう友人と疎遠になることはもはやないのだと思います。
先日、友人が経営する店で若鮎を出してくれました。
なんと生きていました。
どうやって運んできたのでしょうか?
心尽くしが沁みました。
早くコロナ禍が収まってゆっくりと酒を酌み交わしたいものです。
豪雨の影響で崖崩れや冠水が各地で発生していますね。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
関東でも、熱海や逗子で崖崩れが発生しました。
交通も混乱が生じていました。
中々大変な1日でした。
梅雨はもっとしとしとと雨が降るイメージでした。
気候変動を止めるための活動は待ったなしですね。
カーボンフリーコンサルティングは14年目。
あっという間と言えばあっという間。
それでもいろいろありました。
たくさんのプロジェクトを完遂してきました。
それでもまだまだ足りないですね。
最近は、カーボンニュートラルという言葉が定着してきました。
カーボンニュートラルと言わずに、カーボンマイナスまで持っていきたいですね。
昨日のブログについて、手厳しすぎるとの意見を頂戴しました。
何をおっしゃる。
私はこの数倍言いたいことはあるのです。
IT系にも、ベンチャーキャピタルにも知人が多いので、こんなことを書いたら嫌われてしまうかもしれませんが敢えてお伝えします。
スタートアップ企業の若き創業者は、「自分にはとてつもなく大きな夢があるし、そのアイデアがある。少しばかりのお金と、人脈がないだけだ」とのスタンスで寄ってきます。
自分の若い時を思い出し、「自分が出資する」、「参画してノウハウや人脈を提供する」ことによって、成功に導くことができるのではないか?
と、キラキラした目をした創業者に対する、「優しい気持ち」につけ込んでくると考えた方が良いです。
もちろんそうではない立派な方もいます。
しかし、投資や参画するのは慎重にしたほうがよろしい。
ベンチャーキャピタルも然り。社会人として立派な経歴をお持ちのシニアも然り。
ビジネスなのです。夢に乗る前に、慎重に そして厳しくあるべきです。
その代わり、本物の人物、本物の技術に出会ったときは、大きく投資していただきたい。
あなたが出資したことで、他のサラリーマン気質の機関投資家などが「あそこも出資しているのだから安全だろう。うちも投資しよう」となることだってあります。
あなたが出したお金で、繁華街でホステスにテキーラを飲ませて死なせてしまうかもしれないじゃないですか?まだ記憶に新しい事件ですよね?
もちろん責任があるわけではありません。しかし、他に与える影響は少なからずあるのです。
お人好しすぎます。
もっと慎重にすべきです。
第二のスティーブ・ジョブスと持ち上げられたエリザベス。
セラノスには誰が出資しましたか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/Theranos
彼女は今も新しい出資者を探しています。
ランドロイドから何を学びますか?https://www.bcnretail.com/market/detail/20190512_118333.html
キャッシュの失敗から何を学びますか?https://bunshun.jp/articles/-/42289
テクノシステムからは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae783858d7a68e482848e22fabcf5845fa45941d
まだまだ沢山あるではないですか?
自分ブランディング、エシカルマーケティングだけしている会社も要注意です。
正直言って、大したことはやっておらず、殆どインパクトはないのに、「私はこんなにいいことをやっているアピール」ばかりしている経営者。
違うと言うならば、社会インパクトを数値で公開してください。後悔していない理由をお聞かせいただきたい。
「こんな素晴らしいことを立ち上げました」とばかり言っているのに、いつも二年以内には跡形もなくなっている。
そんなに、褒めて貰いたいのですか?
ビジネスコンテストや、行政の女性登用に乗っかり、委員ばかり引き受けているにも拘らず、業績はさっぱり。
テレビや、newspicks、clubhouse辺りでドヤ顔している。こんな有名人と一緒にいるんだとインスタですか?
毎晩飲み歩くのですか?
そんなことして遊ぶのは会社がきちんと収益を上げて、出資者と社会に還元できてからにしなさい。
そんな会社が多いじゃないですか。
企業としての本質を見失っています。どこを向いて働いていますか?
収益を上げること。自立していること。
それができないなら、会社組織にすべきではないのです。
手厳しいですか?
当たり前ですよね?
カーボンフリーコンサルティングは、ESG経営(特に環境経営のE)、SDGs(持続可能な開発目標)を踏まえ、組織の気候変動対策を支援します。組織が気候変動対策に取組むには、的確な戦略を立てることが重要です。そのためには、まず組織自身のサプライチェーンにおけるGHG排出量や気候変動による財務への影響を把握する必要があります。また、現状を踏まえた具体的かつ効果的な対応策を策定し実行することが不可欠です。カーボンフリーコンサルティングでは、現状分析から環境経営戦略の策定(Plan)、対応策の実施(Do)、検証・改善・報告(Check、Action) のあらゆる段階におけるサポートをワンストップでご提供します。
「気候変動による財務への影響には、リスクと機会の両面があり、これらによる財務への影響を把握することが求められます。こうしたリスクや機会による財務情報は、TCFDの提言に沿って開示することが求められています。
現状分析の結果を踏まえ、環境経営戦略の策定を支援します。この戦略の策定に際しては、TCFDやSBTなど国際イニシアティブへの対応を重視し、戦略目標や具体的対応策の策定を支援します。
具体的対応策には、施設や設備の改修、再生可能エネルギーの調達などの方策があります。カーボンフリーコンサルティングでは、日本国内のみならず、海外の再エネ調達、海外クレジットの調達、植林事業など多様なメニューを揃え、組織の環境経営戦略に応じた効果的な方策をご提案しています。
環境経営戦略に従い、定められた具体策を実施します。まずは排出削減策を講じ、組織のGHG排出量を最大限削減することが重要です。しかし、どうしても削減しきれない部分がある場合には、カーボン・クレジット、植林などを通じてオフセット(相殺)します。
具体的対応策に着手した後は、その実施状況をモニタリングし、更なる改善策の策定、戦略の改定、報告などを支援します。報告については、TCFDやCDPのような国際イニシアティブを念頭に置き、どうすれば株主、ESG投資家、ビジネスパートナーなどに対して効果的な報告となるかという視点を重視し、報告の媒体や内容に関するアドバイスをご提供します。
スタートアップ企業、ベンチャー企業が資金調達すると、さもいいことのように扱う風潮は辞めにしませんか?
その資金調達は誰のためですか?
いい製品、サービスを提供するためのインフラ整備が目的ですか?
ならばそんなに資金は必要ですか?
もしかして、私欲に走っていませんか?
出資者も欲がある。
それはなにも悪いことではありません。
だからと言って騙すようなことをしていいはずがありません。
画期的な技術だと謳い、自らをユニコーンだと位置づける。
蓋を開けてみたら、売上高は酷い結果である。
集めた資金で、宣伝広告費と自分の報酬に充てる。
何社も見てきました。嫌と言うほど見てきました。
呆れています。
シリコンバレーのセラノスは、数百億円を集めながら、製品は不備があり営業停止に追い込まれた。https://ja.wikipedia.org/wiki/Theranos
日本でも、AIだの、自動折りたたみ機だの、ヘルスだので、目をキラキラさせて、創業者が夢を語り、オヤジ転がしをする。
よく考えてみて貰いたい。
そんな物が欲しいか?
騙される方も騙される方だが、大企業の担当者が人を見抜けないのだろうか?
先日破綻した太陽光発電屋は、元総理などを宣伝目的で担ぎ上げて、自分はギャンブル三昧。
会社の金は自分の金という状態だった。
製品・サービスの将来性については、自分で分析するしかないだろう。
しかし、人の気持ちに促していないものは廃れる。
バーチャルには限界がある。
そして何よりも、目をキラキラさせてプレゼンする創業者の本質を見抜いた方が良い。
面接だけでは、身なり、言葉遣いなどは誤魔化せてしまう。
食事に行って、酒を飲んで、ゴルフに行って、数日過ごしてみれば、人間性が出るものだ。
まあ若い人はゴルフはやらないか?
瞬発力はあっても、持久力がない人は、金を得たらサボる。
事業の成功を資金調達と思い違いしている節がある。
周りを豊富な経験があるシニア層で固めるやり方も要注意である。
最近は、それで騙されてしまう投資家が多い。
その雇われたシニア層すら騙されているのだ。
ビジネスモデルにもよるが、身の丈から初めて、積み上げて次に投資するというスタンスが取れない経営者は危険である。
何年も自分で頑張ってから、次の展開のために資金調達するのが筋だろう。
コンサルタントとして、様々な人々にお会いしてきた。
私に出資を依頼してきた人も多い。
自らが経営陣になれないのであれば、出資はしてこなかった。
出資したからには、必ず黒字化を恒常化するまで手掛けてきた。
だから褒めて欲しいなどという気持ちは全くない。
自分がしっかりやっていなければ人のことをとやかく言う資格がないだけだ。