不屈
- 2012年10月31日
登山家の栗城さんが4度目のエベレスト登頂を断念されました。最も難しい西陵ルート。
以下引用 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-11392592754.html
肝心の指の方は、左手親指と両手の指数本は、第一関節から切断することになりそうです。
ただ、時間を掛けて少しでも長く残せるようにしていく方向で、入院はかなり長くなりそうです。
指を失うということはやはり悲しいことであり、今後またエベレストやヒマラヤに行きたい気持ちにどこまで応えられるか正念場です。
僕は3歳の頃に人差し指を事故で切断したことがあり、亡き母がその時に懸命に看病してくれたことを今でも覚えており、そのことを思い出すと言葉が出ません。
お見舞いに来てくれた方が、「夢があればまた指が生えてくるよ」と言ってくれました。
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以前から彼の文体に何故か惹かれていました。
山はスノボーしかやりませんが、山岳小説が何故か好きです。
雪山の凛とした空気がとても好きです。
命を賭して挑んでいたのだから、指を失うだけで済んだのは不幸中の幸いなのでしょう。
安全で快適な都市で生活している身としては隔世の感があります。
辺境へ 荒野へ 誰も登った事のない巓へ
気持ちは分かります。
回復をお祈りいたします。