公平と平等

  • 2021年12月08日

公平と平等は異なる。

このことを理解しないと危険だと思うのだ。

社会主義社会においては、平等に賃金が支払われることが前提である。

資本や財産をみんなで共有する平等な社会体制のことである。

共産主義においては、土地や財産などはすべて国のものとなり、みんなで共有する。

努力とか能力よりも平等を重視する。

では、それが公平なのだろうか?

頑張った人、能力の高い人が適正に評価される世界の方が公平なのではないか?

資本主義は行き過ぎてしまった。

過剰な格差を生み出してしまった。

それは民主主義が作り出した化け物でもある。

世界的に、男女平等ということが重視されてきている。

いいことだと思う。

しかしそれは公正であることが前提なのである。

努力や能力よりも、人数合わせを重視するならば公正ではないのである。

それは逆差別につながるのである。

多くの組織がそんな簡単なことを誤ってしまっている。