a stray sheep
- 2014年01月11日
人生に迷っている人の相談を受ける事が多いです。
それは、私が金融機関出身で、全く別の世界で起業した経歴から何らかのヒントを得たいからだと思われます。
起業はとても力仕事です。そして自分の会社を作ったから自分の好きな仕事だけをやれる訳でもありません。
5年生き残る会社が15%程度であるならば、安易に起業を進めるのは無責任というものでしょう。
特に社会貢献と仕事を結びつける仕事は、一般的な営利企業を立ち上げるよりも遥かにハードルは高いのです。
真っ先にぶつかる現実を伝えずに、社会起業家だともてはやす風潮は慎むべきです。
特に自分で起業をしたことのある方ならば「社会起業家」を目指すことを進める事はできないはずです。
ワークライフバランスを考えるより、ライフワークを探した方がよい。
地位とか小銭とかへの執着心を捨て、自分のやりたい事を軸に、生活が成り立つ方法を考えた方がよい。そんなお話をします。
特に真面目な人は、自分の人生に悩みこれでいいのかと自問してしまいます。
答えは一つではないし、人それぞれなので適格なアドバイスは困難です。
いつまでも悩んでいてもしょうがない。いつまでも文句っ垂れでもしょうがない。
しかし世の中にはやらなくてはらない事に溢れています。
それを解決するために自分が何ができるかを考えて、その中から事業として成り立ちそうな物を選択する事も一手なのだと思います。
仕事のネタは沢山あります。
NHKスペシャルの「日本式生活インフラを輸出せよ」でも特集されています。
例えば、廃棄物の市場は33兆円、水ビジネスの市場は87兆円になります。
鉄道22兆円と巨大になります。
日本国内でも幾つもあります。
運命の女神を正面から抱きしめられるかは自分次第なのでしょう。