america america
- 2014年12月09日
アメリカの話になったので
ちょっとだけアメリカの会社で働いた時のことを思い出してみたい。
学生気分が抜けない入社直後
というか入社日にいきなり出向させられたり、
ケイマン島のSPCの社長を何個かやらされたりした。
社内は世界中と回線で結ばれており今で言うメールが配備されていた。
テクノロジーがとにかく進んでいた。
圧倒的なスピードの速さである。
同期入社は1年で6割以上が去っていった。
しかし私には仕事が面白くてしょうがなかった。
知的好奇心が満たされる実践の場である
物凄い勉強もしなくてはならなかった。
土曜日日曜日などあったものではない。
初年度は休みゼロで元旦から働いた。
ついていかなくては生き残れなかった。
そういう仕事であったし、そういう時代だったのだと思う
そこに何の為に働くのかという根本的な答えは 考えないようにしていた。
考えることを避けていた。
楽しかったし、サラリーマンの何倍も稼いでいるのだからそれで良いのだと思っていた。
人生の浪費を随分としてしまい、回り道をしてしまった。
後悔はしていない。
いや、戻りたいと考えたことは一度もないが、
何故もっと早く起業しなかったのだろうかという事はある。
投資銀行時代のことは、正直どこまで自分の役に立っているのかわからない。
ゼロではないし100ではない。
ちょっと自分にとっては、長すぎただけなのだと思う。
しかし、気がついただけマシと考えることにしている。
人それぞれだろう。
このブログでもあまり投資銀行時代のことは書いていない。
折を見て書いてみたいと思う。