eternal internship sunshine

  • 2015年01月23日

これからどれぐらいの年月を生きなければならないのか

その途方のない時間に嫌気がさしてしまったことがある

 

何かに絶望し 退屈な人生など早く終わって仕舞えばよいのにと考えた時期があった

 

今は限られた時間をすこしでも無駄にしたくないし

余りの時間の少なさに 驚愕し 自分のやれることの少なさに半ば呆れている

 

自分の人生などガラッと変わるものだとおもう

 

好きなことをして生きていくことは大変だが幸せなのだろう

 

大して金にはならない

しかし幸せと感じるのは金の大小ではない

そんな当たり前のことを理解するのに時間がかかったし、

スパイラルから抜け出る勇気も、抜け出た後に何をするかも分からなかった

 

先の見えない仕事を自分で始めたのはそんな時期だったし

そんな自分だから 偉そうに人に起業を薦めたり

人生を諭すことなどできない

 

しかし振り返ってみると転機というのは

絶望から生まれてきたということはわかる

 

退屈な人生からどうやって 自分らしく生きる人生にするかは

何のことはない  自分の内面を見つめるしかなかった

捨てていくしかなかった

 

仕事というのは一旦始めると抜けだすのは容易ではない

そんな大切な選択を  何も世の中を知らない学生にどうしてできようか?

真面目であればこそ、一つの仕事を投げ出さないで続けようと思うものだ

それが自分にあっていなかったり、自分の人生に役に立たないものであったとしてもだ

 

そこに費やす途方も無い時間は本当に正しいのだろうか?

自分にとっては少なくとも得たものはあったがベストではなかった。

 

もっと最初の就職をする時に、社会を少しでも知ってから選べば違う人生になっていたのだと思う。

 

創業以来インターン制度を実施している。

もう50人ほどの若者がインターンを終えた。

とてつもなく優秀な若者もいれば、ちゃらんぽらんな奴もいた。

そんな奴こそ可愛かった。

 

インターン生として会社の扉を開けた日から

会社の扉から出て行くまでの間に

大きく変化する若者をみてきた。

 

それでも高々半年程度のインターンで知れる社会などたかが知れているのだろう

気に入ってくれて2年も居着いてくれた学生もいたが。

 

それでも余程ないよりはましだと思う。

回り道してきたからこそ言いたいのだが

 

インターン制度は学生時代に参加しておいたほうが良いとおもう。

自分のためになるとおもう。

 

当社が預かれるインターン生の数には限界があるし倍率も高い

別に当社でなくてもよいのだとおもう。

 

是非機会を見つけて参加して見て欲しい。

 

リマからパリに向かう機上より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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