メディアよ
- 2015年11月18日
電車に乗る。
広告や週刊誌の中吊りが目に入る。
大手NGOが派手なキャンペーンをやっている。
I am a girl. 13歳で結婚させらえる。そんな横暴は許せないという一大キャンペーンのようだ。
この広告戦略にはどうにも違和感がある。
他の国の法に違反していないもので、慣習であり、本人達が幸せならば、先進国の我々が、悪と決めつけるのは如何なものか?
世の中は解決しなくてはならないことに溢れているのに、そこか?電車で広告打つことか?
全てに違和感を感じた。別に批判するつもりもない。
しかし、自分のやり方、考え方とは、異なる考えがあるのだなと不思議に思う。
パリでのテロ。それを捏造だという輩がいるようだ。誰かの陰謀らしいという論調だ。
私にはその根拠もその目的も分らない。
911の時も震災の時も、そんなことを言う輩が沢山いた。
これこそ不謹慎というものだろう。
人の知らないことを自分が知っているとでも言いたいのだろうか?
目に見えない敵を作り上げ、それと戦う自分を演出する思想は極めて危険だと思う。
ノリピーのディナーショーのチケットを中国人が爆買いしたとか、ちょっと笑っちゃうけど。
自民が悪い、民主はダメだ、森元首相が頭丸めたとか、
ついつい目に入ってしまう。
世の中そんなに平和じゃないし、安全じゃない。
解決しなくてはならないことに溢れているのに一体何やっているのかな?
メディアよ。
本懐を忘れてないかい?
と思いつつ、電車では広告を見ないで、本だけを読むことに決めた。