環境ビジネス1.0

  • 2016年10月15日

と或る会合に参加した時のことです。

「今日は若手の会ですが、そうじゃない方もいらっしゃいますが」と司会の方が仰る。

誰のことかと思えば、私のことだった。

 

と或る環境ビジネス業界に詳しい方とお会いした時のことです。

「最近の環境ビジネスは第三世代から第四世代に移行している」とのことでした。

「ちなみに私は第何世代ですか?」と尋ねると、

「いやだなあ、第一世代に決まっているじゃないですかー」

数世代も前なんて、一体なんなんでしょうね。

 

 

目まぐるしく移り変わる環境ビジネス業界において、10年間飯を食わせてもらっていたら、

もはやおやじ扱いされるのですね。

いやはや。流れは早すぎます。

 

確かに色々見させていただきました。

気がつけば流行り物に飛びつくようなおっちょこちょいな人はいつの間にか去って行きました。

真似はたくさんされました。

そんな時には、割り切って自分のビジネスだけに専念しました。

似てるということは本物とは違うということだからです。

 

そうしたら10年などあっという間に過ぎてしまいました。

10年前よりも随分と知識も人脈も増えました。

あぐらをかいていたわけではありません。惰眠を貪ったことなどただの1日もありませんでした。

1日1冊ほどのペースで本をずっと読んできましたし、環境の現場にずっと入ってきました。

そこで得た経験はいつかは引き継がなければならないと考えています。

 

環境の現場は、想像とは全く違います。

本にも書いてありません。いや、知識の実践の場ではあります。

汚いですし、危険です。

人の欲が蠢く世界です。

 

環境ビジネスの第一世代から贈る言葉は一つだけです。

 

「現場に出ろ」

 

以上!