もう一度闘って
- 2013年07月22日
誰もが知っている
世の中は競争社会だ
そして人生は平等ではない
有能な者が勝つわけでもないし評価されるわけでもない
金持ちの家に産まれただけで人生のスタート地点は全く異なる
昨日の参院選の結果をみて改めて思う。
しかし、選挙で受かるか受からないかは、政治家であるか無いかの判断基準にはならない。
議員か議員でないかの違いである。
政治はもっと身近であるし資格は要らない。
議員になったからには、弱者を守らなくてはならない。
そして国会議員であれば法律を作らなくてはならない。
政党どうしの足の引っ張り合いではない。
国民の為に働くのだ。
立場を考えて政治的な話題はできるだけ避けてきたが一つだけ話そう。
私の兄は、横浜市長選に敗れた翌日から政治活動の為の駅頭を開始した。
始発電車から終電まで動き回った後にである。
その肉体的、精神的なタフさに誰もが恐れ入った。
それをずっと続けた。国会議員になった今でさえも市民の声を誰よりも聞いている。
続ける事。信念を貫く事。
その背中をみている人がいる。
沢山いる。
昨日の選挙で残念ながら落選した候補者達に言いたい。
政治家ならばもう一度闘って欲しい。
コーチにしごかれ、スパーリングの相手には殴られる。
誰も、痛い思いをしたくない。
それでも続ける。目的は強くなる為だ。
いざという時に動く身体を作っておく為だ。
仕事もそうだと考えている。
特に環境の世界だと、流行者に飛びついて、一時の流れが終わるとすぐに去っていく輩が多い。
一つ言えるのは彼らには信念がないということだ。
どんな仕事でも、適性に評価されるとは限らない。
上司が嫌だ、会社組織が嫌だと言って、起業したところでも同じである。
次は世間や顧客が認めてくれない事がある。
それを誰かのせいにした所で解決するのだろうか?
不公平だと嘆くのだろうか?
人生は不平等である。それは改善しなくてはならない。
しかしそれは事実である。
改善するのは誰か?
嘆く前に自分が当事者であるべきだと思う。
そのためにも闘って欲しい。