Long autumnal night

  • 2013年10月27日

最近読んだ本です。

世界40億人を優良顧客にする!

ワシントンでマイクロファイナンスを起業した枋迫篤昌さんの著書です。

以前から注目していましたが、金融の役割というものをあらためて考えさせる内容でした。

『金融とは「実需」すなわち「ほんとうのニーズ」にチャンスを与える事業であり、決して一部の富裕層やエリートたちがギャンブルのようなマネーゲームをする道具であってはならない。』との信念で、新しい形のマイクロファイナンスを立ち上げた方です。マイクロクレジットはグラミンバンクが余りにも有名です。ユヌス氏の解任騒動や税金の話しで大きく揺れていますが、貧困層へ金融機関ができる事は大きいはずです。

国際協力専門員は、それぞれの専門員の視点に重点を置いていて、半生から業務まで語られているユニークな構成になっています。