幼い頃に父に言われた二つの言葉があります。
『アフリカでダムを作るようなスケールの大きいことをやれ』
『 物価は上がっても何十年も価格が変わらない玉子の生産のような、人々に役に立つことをやれ』
時代は流れて環境負荷の大きい大規模ダムはさすがにできません。
しかし環境開発コンサルタントの仕事を続けて、少しだけ近づけたような気がします。
来年は更に忙しくなりそうです。
それでも体は一つ、1日は24時間しかありません。
当たり前の事ですが。
そろそろ次の旅の支度を始めます。
CO2マイナスプロジェクトを開始したのが5年程前です。
あれから随分時間が経ちました。
2009年9月には鳩山首相が温室効果ガスの京都議定書基準年1990年度比で「25%削減」を世界に宣言したのに、あれから4年で「3.1%増」が目標になってしまいました。
原発が停止したことによる影響が大きいのは事実です。
数値目標はとても大切ですが、環境は二酸化炭素だけで計れる単純な者では有りません。
しかし気候変動はなんとしても食い止めないとならないですね。
産業廃棄物処理事業振興財団の経営塾で今年も講演させていただきました。
40名以上の大変熱心なご参加者の前で低炭素社会構築のためのお話をさせていただきました。
今日は全産連青年部の幹部の方々にCSR2プロジェクト継承と進化についてお話させていただきます。全国から1118社ものエントリーを頂いたプロジェクトの更なる発展についてお話させていただきます。
点と点が繋がって大きな輪になって広がっていきます。
その効果はとても大きいと実感しています。