16年ぶりの大雪
オフィスで仕事をしたかったが
一つの山を越えて疲れが溜まっていたので回復させる為に外出は控えた
寒いのは嫌いではない
寧ろ雪山の頂上に朝一番に登るのが大好きで
スノーボードに凝り出してもう何年にもなる
しかし仕事が忙しくてここ数年は数える程しか行けていない
雪には酒が良く似合う
やはり日本酒である というか日本酒が好きなのである
という訳で今日は日本酒讃歌である
何でもワインに合わせたがる人もいるが、無理して合わせないでも日本酒で楽しめばよいのにと思ってしまう
寧ろフランスの星レストランは日本酒に合うフレンチを提供している店が多いと聞く
和食の「さしすせそ」と合うワインは確かにある。しかしそれは限られているから、メインという概念がない和食と合わせるならばちょくちょくちょくちょく、ワインを変えなくてはならない
小鉢で沢山出された時には、何杯分のグラスをおけばよいのか?
酒で酔わずにグラスの多さに目が回る
どうしてもワイン一本で食べなくちゃならない時に迷ったら甲州種を冷やして飲めば良いと思う
外れは少ないからだ
日本酒というと何でも「辛口」という人がいるが個人的な好みだが辛口は好きではない
辛口は度が過ぎるといけない
店に依っては「ひや」と「冷酒」の区別もつけられない店員もいる
ひやおろしの意味を知らぬ飲み屋もある
最近流行りの古酒も苦手だ
樽酒や竹酒はイベントの時だけにして欲しい
通はぬる燗がいいという
ひやに数滴の水を垂らして飲んだりする人もいる
しかし私は単純に冷酒が好みだ
実は「刺身には日本酒」などという簡単な定石は当てはまらないと思う
日本酒にもマリアージュがある
赤身に合う日本酒はそれほど多くない
また、醤油の種類によって酒との相性はがらっと異なる
そばに日本酒は合わない
勘違いする人が多いが、酒に肴 その後に〆でそばの順である
一緒では具合が悪いのである
間違ってはならない
日本酒は温度の上昇で味が変化する
その変化を楽しむのも一興である
ワインにだけ言える事ではないのである
流行りものに飛びつく人がいる
十四代に始まり、醸し人九平次、而今、獺祭、飛露喜辺りだろうか
わざとらしい香り付けが施されている酒もあるが確かにおいしい酒もある
しかし何と言っても地酒でうまいものに出会った時は喜びが大きい
広島のほんしゅういち、隠岐島の隠岐誉、山口の貴、滋賀の七本鑓、などを飲んだ時は日本で育ってよかったと感じる
しかし土地で飲むからその土地のテロワールに合うのだという人もいる
新政、白瀑、一白水成のような新興勢力も抑えておかなくてはならない
ということでやはり今夜は日本酒を飲む事にする
昨日は温暖化と排出権の最前線を知る!(J-クレジットとカーボン・オフセット活用セミナー)を開催させていただきました。
農林水産省、環境省、地方行政機関を始め民間企業の多くの方々にご講演、ブース出展いただきました。
心より御礼申し上げます。
枝廣淳子さんには、諸外国の最新の動向等をご講演いただきました。
今年も大変沢山のご来場ありがとうございました。
閉会の挨拶をさせていただきました。
最近の「環境」に対する盛り上がりが欠けてきた点に関して懸念をお話し致しました。
そして、CSR/CSR/コーズマーケティングの必要性とインクルーシブビジネスの事業戦略についてお話し致しました。
お話しした時間は短かったのですが、要約すると次のような趣旨をお伝えしました。
カーボンフリーコンサルティングは環境専門のコンサルタントです。範疇は環境関連だけです。
しかし環境を切り口に経営コンサルも行なうし開発課題解決支援も行ないます。
調査だけを行う会社ではないし、ましては代書屋ではありません。
実際に事業を立ち上げる所から、事業の改善まで図る。
だから入り込むと事業全体を見る事が多いのです。
専門コンサルだからこそ深堀ができることが多いのです。
収益を挙げなくてはならないインクルーシブビジネスを立ち上げる時には、
PDM表を用いた検証だの、仮説と検証の繰り返し等は、もはや余り行なわれていないません。
ビジネスコンサルタントの先端では常識です。
未だに現実に即していない進め方を推奨している同業者がいますが、刮目してもっと勉強して欲しいと考えています。
渡航回数も滞在時間も限られる現場ではそんな悠長なことを言っていられない事が多いからです。
人件費等を考えると繰り返せる回数は限られています。
事業を実施して収益をあげるまでの機会ロスをどこまで低く抑えられるか?
これは大きな課題です。
敢えて仮説と検証方式を用いるならば、その目的と成果を最大限上がる課題を見いださなくてはならないのです。
また、綜合コンサルタントが好んで使う、バリューチェーン、2×2モデル、5F, 4P等は余り活用しません。
頭の整理に使うぐらいです。
インクルーシブビジネス/BOPビジネスでは活用が難いのです。
そこで導きだされた結果が何を産むのかが抽象的では役に立ちません。
敢えて使うならばブルーエコノミーフレームワークを利用することが多いのが現状です。
ブルーオーシャンではありません。全く別のフレームワークです。
レッドエコノミーの内部で考えるフレームワークはもはやインクルーシブビジネスの前線では通じ難いのが現状です。
横断的に動けるものでなければ実践的ではないからです。
寧ろ地道な商圏分析やヒアリングを活用した方が余程戦略効果が高いのが現状です。
更に、マーケティング戦略とセールス戦略の違いを明確にして相乗効果を図る方が良い結果を残せる事実。
営業マンがマーケティングを学べば更に飛躍します。これを企業単位で実践したら大きな効果を生むわけです。
現在多くのプロジェクトで、セールスとマーケティングの違いすらはっきりと分かっていないケースや、
時間という軸を忘れた調査をやっているのを見かける機会が多い現実。
経営の視点からは勿論NGです。
コンサルタントとしては、聞きかじりの知識に振り回される事なく、現場の改善に注力する方が余程良いのです。
もっともらしく聞こえた所で成果が上がらなければ意味はない世界です。
コンサルタントに何故金を払っていただくのだろう?
机上でコンサルができるわけではない。もっと人と触れて汗水たらさないで何ができるのだろうか?
常に期待を上回る成果を上げる為の方策を練らなくてはならないのが現実です。
どんなに力が強くても、策士が居なくては闘えないはずです。
諸葛孔明は現場を知っていたから策を練れた。
この時代のコンサルタントに求められる事は遥かに多いのが現実です。
時代に求められているものを見間違ってはならないと考えます。
海外のプロジェクトで大変お世話になっているカウンターパートの方がお亡くなりになった。
先日一緒に酒を飲んだばかりなのに。
彼のお陰でプロジェクトは一気に加速した。
次に島を訪問する時には墓前に報告に訪れよう。
R.I.P.
遺志は受け継いだ。しっかりとプロジェクトで成果を残すまでだ。
漸く掛かり切りであった別のプロジェクトの山を越えた。
大変な作業だった。
報告会を終え、ジムに向かった。
10分だけゆっくりとクロール。
凝り固まった首や肩や腰が少しだけ解凍する。
一度しかない人生だ。燃焼し尽くさなくては。
平日は分刻みで慌ただしく仕事をする日
週末はゆっくりと仕事をする日
いつになったら休めるのだろうか?
元旦しか休んでいないような気がしてすでに2月に突入
好きでなくては、体力が無くては、やっていけぬ
サラリーマンであれば、やった振りも通じるかもしれぬが、自分の会社であればそれは通じない
起業してもうすぐ8年目に突入する
「自分の会社ならば好きな仕事ができるだろう」と、起業する人の多くはそんなことを考える
とんでもない
現実は収益を上げなくては会社は存続しない
ならば好きでない仕事もしなくてはならないのが現実である
高額の税率が枷られるこの国においては息を吸っているだけでお金が掛かるのだ
起業してやっと自分がやりたい仕事ができるようになった
だから忙しくても文句は言えない
が、しかし
体がしんどいなー
海に行きたい