Eat more vegetables

  • 2014年03月05日

100坪程の農園と果樹園を5年程やっていました。

所謂週末菜園を少し大きくした程度なのでしょう。

マイ耕耘機も持っていました。

好きで土いじりを行なっていた時期があります。

好きだからこそ色々と勉強しました。

しかし、沢山の問題をみつけてしまいました。

環境の仕事を始めて多くの事を知れば知る程、

根本から近代農業は変革しなくてはならないのではないか?という疑問が出てしまいました。

無農薬野菜、自給自足等の言葉はとても響きがいいです。

 

有機野菜でも堆肥の問題があります。

堆肥の成分が問題なのです。

畜産糞尿の成分が問題です。病原菌汚染のみならず、家畜が何を食べていたかが問題です。

そして有機農法でも無農薬でない野菜も多いのが現状です。

 

さらに、世界的な環境問題の1つである水不足。

生活用水や工業用水よりもずっと農業への使用量が多い。

これは水の遣り方が非効率である事が原因です。

これは技術改革を進めなくてはなりません。

 

もっと言うと栄養素が低下していることが度々指摘されています。

1950年代の、ほうれん草のビタミンC含有量と今の含有量を比較すると5分の1にまで減少してしまいました。その他の野菜も1/3から半分程度になってしまっている事が多いのです。1950年代と同じ栄養を摂取するならば何倍も食べなくてはならない現実。

 

そもそも「種」の段階で課題がある野菜が多いのではないでしょうか?

現在はF1種ばかりです。

雄性不稔F1種が人体に与える悪影響はまだ証明されていません。

証明されていないものをあれこれ推測するのは科学的根拠がありません。

 

しかし、ここ数十年の間に、男性の精子数が急激に減っているという事実があります。
デンマークの科学者ニールス・スカケベック(Niels Skakkebaek)教授が、
WHOの会議において、「過去50年にわたって精子の数が半減している」という報告を以前に出しています。

様々な統計で毎年2%の精子が減少していると言われています。

雄性不稔F1種が利用され始めたのが1940年代。

高度成長によりライフスタイルが変わったり、環境ホルモンの影響なのかもしれません。

しかしF1と全く関係ないとの証明がされたという報告は聞いていません。

 

不確かな情報で不安になるまえに、学者には是非安全性を証明して欲しいと思います。調べてみると、多くの人がその因果関係に不安を覚えています。

 

そんな野菜ばかりを食べて本当に健康によいのだろうか?

よく野菜をたべなさいというが、野菜の種類と栽培方法に拘らないと寧ろ身体に害が多いのではないかと考えてしまう人が多いわけです。

 

とはいっても私は全然神経質ではありません。

何でも気にしないで食べています。

しかし、様々なデータが警鐘をならしています。

 

環境と食育。

遠いようで近いと思います。

carbon market expo 2014

  • 2014年03月05日

今年もカーボンマーケット エキスポが開催されました。

当社も様々なブースのお手伝いをさせていただきました。

カーボンフリーコンサルティングが手掛けさせていただいた案件が、カーボン・オフセット大賞では農林水産大臣賞や優秀賞を受賞致しました。

皆様のご愛顧にお礼申し上げます。