ハノイは大渋滞
- 2016年01月31日
ベトナムの正月が始まる。
ハノイの中心部は車がひしめき、
渋滞で全く前に進めない。
正月用の飾りとして大きな枝を買っていく人々。
ベトナムも雪である。
誰がベトナムが暑いと決めたのだ。
寒い日もある。
が、しかし雪はないだろう。
山沿いでは雪が積もり、多くの農作物と家畜に被害が出た。
ハノイのホテルは、冷房しか付いていない。
だからストーブを借りた。
これがないと、寝れないぐらい寒いのだ。
30年ブリの大寒波。
偶々出くわしてしまった。
ハノイの学校は気温が10度以下になると休校になるそうだ。
今週は休校になった日がある。
それほど寒い。
ホテルは冷房しか付いていないから、部屋の中は寒くてしょうがない。
こんなに寒いベトナムは初めてだ。
風邪をひいてしまった。
それでもベトナムに向かわなくてはならない。
熱がでて辛いのは、私にとっては珍しい。
生憎ベトナムへの飛行機はハノイまでの直航便にしていたのだが、
ベトナム航空の都合で台北に給油で立ち寄らなくてはならない。
痛んだ身体には更にきつい。
明日は朝から何件か打ち合わせが入っている。
乗り切らないとならない。
年の半分近くが出張である。
色々な辛い目にもあった。
このぐらい乗り越えていかなくちゃ。
弊社スタッフのフロントチームは私よりも出張が多い。
彼らも言わないが、色々と苦労しているのだろう。
仲間の頑張りに感謝である。
食事中の方がいたら失礼したが、糞の話である。
糞といっても鳥の糞である。
ご存知かも知れないが鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石は大変高価である。
所謂グアノ (guano) は、島の珊瑚礁に、糞、魚・卵の殻などが数千年から数万年堆積して化石化したものだ。
肥料の資源として利用される。グアノを巡って戦争が起きたこともある。
15世紀には、ペルーの沖合の島々にあるグアノは、1840年代にアメリカ市場では奇跡の肥料と呼ばれていた。
この貴重な資源をめぐってはアメリカ合衆国とイギリスを巻き込み、ペルーとの間での熾烈な外交戦が繰り広げられた。
1856年にはアメリカでは「戦略的な資源を確保するためには武力行使をしても良い」というグアノ島法が成立したほどである。
筆者もペルー沖のバジェスタス島を見にいったことがある。
島というよりは岩肌といったほうが良いだろう。
僅かにある浜はペンギンとアシカで埋め尽くされており、陸地は海鳥で覆い尽くされていた。
現在は観光客の島への上陸を禁止して環境保護に努めている。
近年では太平洋南西部にある世界で3番目に小さい国であるナウル共和国の話は有名であろう。
リン鉱石が豊富に取れたため、莫大な収益が国民に還元されていた。
1980年代の国民一人あたりのGNPは2万ドルほどもあり、日本の2倍もあった。産油国すら上回っていたのである。
当然、医療費、光熱費のみならず学費もただであった。日本への直行便も飛んでいたほどである。
資源が枯渇した今では、失業率が90%にまで達している。
全国民の30%以上が糖尿病を患っており、70%以上が肥満体型である。世界一の裕福な国から破綻国へ一気に転落したのだ。
つい最近のことだが「掘り尽くされていたと思われていたナウルの地表の下に、実は第2層があるらしい。
日本の技術であれば2000万トンほど掘削できるのではないか」ということを耳にした。
なんとも夢のある話ではある。
いやはや。グアノだけに、鼻糞丸めて万金丹か?
ジャカルタ
生卵が食べれるお店があります。
海外で生卵が食べられるのは嬉しいですね。
さすが日本のブランドですね。
正しい卵かけ御飯を教えてもらいました。
左が良い例です。
まずは白身とご飯を混ぜ合わせてから黄身をのせます。
見た目も綺麗ですね。