Night in Aoyama
- 2016年12月10日
同期入行の会でした。
バブル華やかし頃に、外資系の巨大銀行に入行しました。
その当時の邦銀の格付けはトリプルA。
それに対して外資銀行は経営危機まで囁かれていた時でした。
当時世界最大の銀行CITIBANK
まだファックスよりもテレックスの時代に、独自の人工衛星でイントラネットで世界中を繋いでいた。
金融商品は驚くほど進んでいました。私は入行してすぐにタックスヘブンの会社の社長をやったり、日本で初めての商品の開発をたくさんやりました。
個性的だが有能な集団。そしてCITIの人は穏やかな人格者が多いのです。
当時は仕事にのめり込んで行きました。20代は一気に過ぎました。
若いうちに部署を率いる機会をいただき、海外との折衝を含めて随分と色々な経験をさせていただきました。
あんな若造によくも仕事を任せていただいたものだと、今も感謝しています。
白髪に老眼。突き出た腹。そんな同世代でしたが、まだ金融業界で踏ん張っている人が多かったのはある意味うれしいことでした。
苦楽を共に歩んだ仲間との邂逅は良いものです。
彼らの進む道。私の進む道。
道は異なれど、昔のように笑顔で会える人がいるのは支えになります。
さて私は次の旅の準備に入ります。今回はちょっとハードかな。