サモアの後はブラジル。
ベトナム行ってからメキシコ。
タイ。パプアニューギニア。ラオス。ペルー。
この繰り返しを何度か行い、後は幾つか単発の出張が加わるのだろう。
そして1年があっという間に終わる。
現場主義。だから致し方ない。現場に行かなきゃはじまらない。
いつまでも現場にいるような立場じゃないだろうと、何度も耳にした。
ありがたい言葉だと感じている。
人に任せられないから現場にいるのではなくて、好きだから現場にいる。
私より優秀なスタッフは何人もいる。というか皆とても優秀だからだ。
弊社が次のステージに登るならば、現場を減らした方が良いのだろう。
しかし、私はそれを望んでいない。
はっきり言って我儘なのだろう。
それでももう少し我儘に付き合ってもらおうと企んでいる。
良い時 悪い時
どのように考えても、今は絶好調だろう。
と、そんな時でも喜び過ぎず。
こりゃあ不幸だな。
と、そんな時でも落ち込み過ぎず。
感情を仕舞い込むのは良くないのだろうが、そうやって生きてきた。
しかしそのおかげで、慢心することなく謙虚でいられる。
そして、打たれ強いのだと感じている。
どんな仕事をやっていても、いろいろな時期がある。
自分のせいではないのに、勝手に不幸が舞い込むこともある。
それでも責任を負わなくてならないこともある。
世の中には理不尽なことが多々ある。
自分はそんな目に遭いたくはない。
それでも遭ってしまうのは避けられないことがある。
歯を食いしばって乗り越えるしかないのだ。
今はそんな時期ではないのだが、常に身構えてはいる。
助成金は麻薬のようなものだ。
一度その味を覚えてしまうと依存してしまう。
助成金なくては生きられない企業になってしまう。
だからいつも助成金を求め探し回るし、何としてでも獲得しようと奔走する企業が多い。
随分とそんな企業を見てきた。
はっきり言って本末転倒である。ましてや税金で賄うべきではない。
助成金は、事業を軌道に乗せるために税金などで支援してもらうものであり、いつまでたっても事業化のめどが立たないものに使うべきではない。
企業の延命を図るために使うべきではない。
私はそんな会社のために働くつもりは毛頭ないのである。
本気で頑張っている企業を応援したい。
一生懸命頑張っていて、あと少し背中を押してあげれば成功する可能性が高いという企業には、助成金は必要なパワーとなる。
そのためならば手を貸したいと考えている。
#助成金
新年度に入り、新しい事業を進めている。
起業して10年。
多少の紆余曲折はあったかもしれないが、軸は全くぶれていない。
軌道に乗るものは軌道に乗った。
しかしその事業も今後いつまで続くかわからない。
業界の変化は突然やってくるかもしれない。
官公需は相手次第だし、民需も世の流れに左右される。
それほど、環境ビジネスというのは、薄氷の上を歩いて進んでいるような脆弱なものであると感じている。
環境ビジネスは大いに伸びると言われて久しい。
ではこの10年で何が成功したのか?
振り返れば大成したビジネスは殆どない。
この10年で多くの同業者が生まれて、そして去って行った。
環境ビジネスとはより細分化され、技術系の世界と密接に混じり合って、多くの種が芽吹いてきているような段階なのだろう。
私が考えている新事業もそんなものの一つなのかもしれない。
新事業を行うことは、市場の流れに抗うことができる自衛手段なのだと思う。
いろいろな業界を見てきた。
いつも業界の文句ばかり言っているような会社がある。
ならば業界にしがみつかないで新しいことをやれば良い。
やれないならば口を閉ざしたらいかがか?
そんな閉塞感漂う業界からはとっとと出て、新しいことを初めていくべきだと考えている。
SBT、CDP、スコープ3測定はみなと経営研究所
新年度今まで避けていた公職に幾つか就かなくてはならなさそうだ。
敢えて自分でなくても良いだろうと考えていたし、肩書きには興味がないからだ。
しかし、そうも言っていられない時期が来たと感じている。
そろそろ業界や地域の発展のために寄与しようと思う。
今までお声掛けいただいていてもスルリと身を躱してきたが、一歩前に出るつもりだ。
出るからには、予め明確なビジョンを持って、着地点を見定めて行動する。
流れに身を任せるようなことはしない。
引き受ける以上は、変革を求める。
変えることは変える。
伸ばすことは伸ばす。
辞める事は辞める。
手を結ぶ時は手を結ぶ。
ニュージーランドに来るのはおよそ半年ぶりだろう。
南半球だから季節が逆である。
しかし、この時期は大体関東の気温と同じなので着るものに不自由しない。
ニュージーランドは美しい国だと思う。
人々は優しいし、食べ物も美味しい。
アウトドアスポーツ好きには堪えられないだろう。
随分昔の話だが、初めてアイアンマンになった国でもある。
ニュージーランドに向かう機内からである。
飛行機の中でも仕事のことを考えないと気が済まない癖がある。
これは昔からである。
振り返るには丁度良い時間だからだ。
作業時間として事前に組み込んでおく。
だからコンセントがある機材が望ましいが、ない時にもPCを稼動できる
大容量バッテリーを持参している。