Rainy Bangkok
- 2017年07月04日
バンコクは雨
短い出張なので軽装備。
機内持ち込みだけ。
実はジャケットを着なければ荷物は少なくて済む。
洗濯はマメにする方だから、徹底的に省けばこれで2週間は大丈夫なのだろう。
結局、現地で渡す土産物などがかさばるし、Yシャツも多いので長期の出張は荷物は増えてしまうのだが。
今回のように、ジャケット不要の短期出張ならばこれで海外出張も問題ない。
時には昔の話を、という加藤登紀子さんの曲がある。
その歌詞に
『あの日のすべてが 虚しいものだと
それは 誰にも 言えない
今でも同じように 見果てぬ夢を見て
歩き続けているよね どこかで』
という部分がある。
翻って我が身を見れば、
あの日よりも加速している自分がいる。
歩いてなんていない。
走っている。
サラリーマンをしていた時には、寝ていたけどね。
というわけで、再び現場に向かいます。
ごちゃごちゃしたウェブサイトは好きではない。
そもそもウェブで商売できるようなビジネスを展開していない。
だいたいソーシャルメディアに依存しすぎる風潮が嫌いだ。
ウェブサイトを見たから売上が伸びましたーなどというのは、限られた領域の話ではないだろうか?
コンサルの仕事は対象から外れる。
SEO対策に躍起になっている姿は、首をかしげてしまう。
最初は、検索しても自分のサイトが表示されないで、他の会社ばかりが表示されたら心配になるでしょう。
しかし検索順位を上げてそれで本当に儲かるようになりましたか?
それでイメージが上がりましたか?
10年商売やって、ソーシャルメディアが活躍できる分野は、限定的だと感じるようになった。
別にソーシャルメディアは否定しないが、少なくともそれで商売が取れたことなどないというのが実績だからだ。
踊らされていないだろうか?
ウェブサイトがないのは、それなりに困る。
会社があるのかどうかを調べるときに、何一つ表示されないのでは不安になるかもしれない。
しかし、どんなにウェブサイトが立派でも、それで信じて良いのだろうか?
ブランディング戦略としては、根本として正しいわけではないのではないだろうか?
業種によっては、ウェブサイトはなくて良いと思う。
著名人を役員に持ってきましたー。ほらすごいでしょう〜。というような組織と、
同じような胡散臭さを感じてしまう。
コンサルタントにありがちな、こんな学校卒業しましたー。こんな職歴です。立派でしょー。なんていうのも
食傷気味だ。
そんなものしか拠り所ないものか?
と言いつつ、しっかりとサイトには書いてあるのであるが。
まあこれも、既成概念に自分が囚われ過ぎていたのだろう。
小さいものを大きく見せようと背伸びしている姿は自分の美学に反する。
小さくても美しいものでありたい。
だから新サイトを作ってみた。
手書きでも構わない。というか手書きにしたかったが、時間がなかった。
シンプルでいい。
必要な情報ってなんだろう?
作成時間5分。
まあ、半ば冗談だが今後はシンプルな体裁に変更していくのも良いと考えている。
名刺が増えて、役職が増えた。
どうも息苦しい。
どうも違うような。
名刺のデザインを変えてみた。
個で勝負。
原点回帰。
よく考えてみると最近は最初に電話を使うことは減った。
FAXは使わない。
いきなり郵便という場も今まで皆無だった。
この時代だから、最初はメールのやり取りで済んでしまう。
そのあと別の方法をとるならば一度メールでやり取りすれば良い。
必要ならば口頭でお伝えする。
裏面にごちゃごちゃ書くのも憚れる。
というわけで裏面はこちら。
会社名はメールアドレスに書いてある。
肩書きもいらない。
そんなもの必要ない。
そんなものにアイデンティティを求めることはない。
アイデンティティは仕事の中身である。
無駄を減らしたら、木は一本になっちゃった。
名刺というより名札だ。
まあ、あるだけマシだろう。
いいやこれで。
島嶼国のプロジェクトが終了した。
アジアのプロジェクトが始まる。
寝酒はJACK DANIEL`S
これでいいし、これがいい。
ストレートかオンザロックがいい。
乾杯