ジャスミンの花
- 2019年04月28日
いい匂いが鼻をついた。
ふと、ジャスミンの花を見つけた。
ジャスミンの花の時期である。
私はこの花が好きだ。
伊集院静の文である。
裕福な家の生まれで、仕事の波にさらされていない人。
まともでない、欠落した人間と断言している。
まあ家が裕福かどうかは置いておいて、サラリーマンの多くは本当の意味で仕事の波に晒されてはいないのではないだろうか?
いやそうでもあるまい。安定した企業はそれほど多くはない。
大企業だって潰れる時代。
それでも一緒にいて楽しいのは、何かを諦めたことがある人。
苦労して自分で立ち上げた人。
無我夢中で前進している人。
そんな人に魅力を感じてしまう。
結膜炎になってしまった。
風邪もひいた。
とにかく免疫力が低下している。
長旅は堪える。
今は日本で体を休めながら働きたい。
腰を据えて働きたい。
日本にいる時間をもっと確保したい。
ブラジルから一旦帰国して、数日でメキシコ入りした。
随分と長旅になった。
その間には猛烈に仕事をこなした。
これ以上は働けない。
心身ともにこれ以上は無理なのだ。
限界を知ることも大切である。
無理をしてでも乗り切った後は休養が必要だ。
今は少し休みたい。
そこがどんなに醜悪な場所であっても。
そこがどんなに汚い感情が蠢く場所であっても。
綺麗に仕上げる。
仕事を突き詰めればアートに昇華する。
私はそうしてきたしこれからもそうする。
理解して貰えるかどうかは気にしていない。
わかる方だけにわかってもらえれば良い。
歴史が証明するだろう。