海外出張は飽きました
- 2019年04月06日
「海外出張は飽きました」なんてセリフを聞くことがあります。「最初のうちは楽しかったのだけどね」などと続きます。
私にとっては、「サラリーマン的な考えだな」と映ります。
入社するときにはお願いして入ってくるのに、入った後は会社の悪口を言うようなさもしい人と同じように写ってるいることがわからないのでしょうか。
経営者であれば、そんなセリフは吐くことはありません。
「お仕事があるだけで幸せです。精一杯頑張りたいと思います」としか感じないのです。
私と同じぐらい出張している人はとても少ないと思います。
地球8〜10周を毎年移動します。
年の半分以上途上国で過ごします。
そんなセリフを吐く人の数倍は旅しています。
移動は過酷です。病気にもなりますし、体はあちこち痛みます。
草臥れ果てて倒れこむような生活を続けることもあります。
辛いことがとても多いのです。
それでも歯を食いしばってやり遂げることもあります。
プロとして働けることに喜びを感じます。
知らない世界に踏み込むことへの好奇心を鼓舞するようにしています。
飽きるなどという贅沢なことを言える身分になりたいとも思いません。
世界は広い。世界は多様性に満ちている。
やらなくてはならないことに溢れていて、誰もやるなと言っていない。
カーボンフリーコンサルティングでやってはならないことは二つだけです。
法を犯すこと。そして何もやらないこと。
誰かが与えてくれるのを待つことなど私にはとてもできません。
想像も無限。行動も無限。
自分の限界を知ることは大切ですが、自分の評価を自分ですべきではありません。
精一杯生きて、時代が証明すれば良いのです。