生酒の未来
- 2019年04月08日
日本にいるときにはほぼ和食の生活です。
その代わり現地に行っても和食は食べなくても心理的に大丈夫です。
勿論日本酒が好きです。
日本酒が一部の国に出回るようになってきました。
しかし、生酒を飲むことは至極困難ですね。
生酒は「なまざけ」もしくは「キザケ」と呼びます。
一度も火入れをしていない酒です。
だから保存が効かないのです。
通常は2回、搾った後と瓶詰め前に60度程度の低温殺菌を行います。
生詰と呼ばれるものは搾った後に1回火入れするものです。
生貯蔵は生で貯蔵し、瓶詰め前に一度火入れします。
生酒は0回。
日本では生酒専門店があります。
老舗でなくては入手ルートは作れません。
最近のブームに乗って日本酒バーというところに行ったことがあります。
冷酒と冷や酒の区別もわからない店員でした。
日本酒は世界でも極めて稀な温度の変化を楽しむ酒です。
この偉大な文化は大切に守ってほしいものです。