洗えるスーツ
- 2020年07月11日
途上国での仕事が多い。そして現場に入ることも多い。
服はすぐに埃まみれになるし、汗も大量にかく。
かといって、何枚もスーツを持っていくこともできない。
午前は現場に入って、午後は大臣と面談。
そんな日も幾つもあった。
どうしてもスーツでなくてはならない場面があるのだ。
ふと目にした広告で、「スーツに見えるが作業着」というのがあった。
調べていくと、新素材であることがわかった。
PTT繊維。
ストレッチ、形崩れしない、軽い、ウォッシャブル。
特にTEIJINのSOLOTEXが気になった。
https://www2.teijin-frontier.com/sozai/specifics/solotex.html
1着買ってみた。
驚いた。
ソフトである。しかも植物由来原料比率がとても高い。
皺になりにくい。軽い。
何より犠牲にすると思っていた着心地が良いのだ。
さらに2着購入した。
今まではスーツは、仕立てていた。
肌触り、シルエットやステッチにこだわっていた。
しかし、環境の現場、灼熱の地ではそうも言っていられないことが多いのだ。
汗まみれ、埃まみれのスーツよりも、
夜に洗って、朝に乾いているスーツの方が現場向きである。
お洒落かどうか以前に、現実的かどうかを優先してみたい。