It’s been 15 years since I started my business.
- 2022年03月31日
起業してから15年経ちました。
成功者ではありません。
サバイバーだと思っています。
思い返せばもっと上手に立ち回れたのになどと思うこともありますが、全力で走り抜けたことだけは自信を持っていえます。
一つも手を抜いたことはありません。
自分が創った会社を「バイアウト」していただいた経験もあります。
仕事で関わりのあった多くの方々が上場しました。
多くの方々が廃業しました。
これまで得た知見を記させていただきたいと思います。
同業者
仲良くすべき。新しい業界であればあるほど、手をとって規制や、既得権益と戦わなくてはならないからだ。
資金調達
必要な事業資金以上に調達するな。
資金調達だけしている会社になってはならない
投資家も夢ばかり語る起業家に騙されるな。
採用
考え方が異なる人も採用すべき。
学歴よりも地頭を見るべし。
生活
派手にするな。そんな労力あるならば仕事しろ。知識を吸収しろ。
ブランディング
会社のブランディングにはこだわれ。しかし華美にはするな。
自分ブランディングはやめろ。自分がやったと言うな。何をやったのかは自分がわかっている。人に華を持たせる生き方を選べ。
損益
単年度の赤字には動じるな。
2年続くのならば新規事業をつくり上げろ。
利益は社会にも還元、ただし将来への投資と、急変への蓄えもわすれるな。
信義
仕事を紹介してくれた方への恩を忘れてはならない。
誠実に、丁寧に積み上げろ。
業務内容
時代を読め。5年先、10年先に生き残れる仕事を作れ。そして達成できたものが、社会に貢献する事業にしろ。
評論家になるな。現場主義者であれ。
仕事の軸をブラしてはならない。
目先の金に踊らされるな。利益がなくても、次につながることを優先せよ。
真似をするな。真似をされる側でいろ。
出口戦略
ライフワークならば会社を続けろ。
会社売ることを目的にするな。
ユニコーンと自称している会社の数年後をみてみろ。
投資家を騙そうとするな。
技術屋の思い込み
軸となる技術は必要である。
しかし採算性を考えない技術屋の思い込みは精査しろ。
評価
自分の評価は自分でするな。
他人がするか、歴史が証明する。