Persimmon seeds
- 2022年03月10日
感情に訴えることしかしない人を信じてはいけない。
公約と達成度合いの差を持って評価すべきなのだ。
特にまつりごとを司る人はそうなのだ。
環境の世界だってそうだ。
口だけではダメなのだ。
何かに反対するだけでは何も生まれないのだ。
傍観者になるな。しかし反対だけするような卑怯者にもなるな。
私はそう考えています。
体制に対して文句を言う自分を肯定したいのです。
安全な場所から戦う自分に酔っているだけです。
戦うってそう言うことではないですよね。
隣の国はミサイルをぶっ放して戦車で蹂躙しているというのに、GUNDAM PORTですか?宇宙戦争ですか?
テレビをつければ、戦争についてもまでもお笑いと、浅薄な知識を振りかざすコメンテーターと、チャラチャラした女子アナが談笑している。
テレビ局で働いている知人友人は多いのですが、視聴率のみを追っかける姿勢をあらためていただきたいです。
総務省も公共の電波を割り振っている以上は、もう少し注意していただきたいと思います。
政治姿勢の偏向報道ではないのです。内容がお笑いに偏向されているのです。
とても大人が正視するに耐える番組が極端に少ないのです。
テレビ離れしている理由はそこにもあるはずです。
ガンダムのファンは子供ではないそうです。30代から50代です。
もはや洗脳されているのかと疑うほど幼稚な社会にうんざりした気持ちに朝からなりました。
別にガンダムに恨みはありませんが。
働き盛りの年代の方々。
平和ボケをしている状況ではないでしょう。
世の中はやらなくてはならないことに溢れています。
この駅一つ見ても、ホームレスが寝泊まりしています。
社会課題を見ぬふりして過ごすのも自分です。
個人の努力だけではなく、仕事で変えられることも
多いはずです。
一歩前へ!
金曜日にもセミナーを開催させていただきましたところ、100社以上にご参加いただきました。
御礼申し上げます。
それにしても多忙です。
弊社のスタッフに仕事を振ろうかなどと思い、状況を確認したら、逆に仕事を振られてしまったブーメラン状態。
ヒーヒー言いながら働いています。
採用を進めていますが、すぐに即戦力になれるほど甘い世界でもなく。
サプライチェーン排出量算定はできたとしても、その後のシナリオ分析や削減についての目標設定や具体策の実施は、できないですね。
海外部門については、適性もあります。
途上国の政府や企業とどんぱちやれる人材は限られます。
本当によくぞ弊社に集まってくれたと今更ながら感謝の日々です。
新しいメンバーにも感謝です。
転ぶ時には前のめり。ぶっ倒れる時も前のめりです。
そんな状況でも雪山にはどうしても行きたくなってしまいます。
もうすぐそんな時期も終わってしまいますからね。
「国際法違反だと」連日報道される。
しかしそれは実にいい加減だと感じる。
そもそも国際法とはなんだ。
全く効力が無いではないか。
当事国の合意がなければ裁判をすることはできない。
執行機関がない。
「法律」とは名ばかりである。
国際法という名称は変更すべきだ。
今回のウクライナでの戦争で多くのことを気づかせてくれる。
報道の偏りもその一つだ。
2014年からのウクライナ東部での内戦のことがほとんど報道されていない。
ウクライナ政府がこれまで行って来たことは全く考慮されず、
「トチ狂ったプーチンがいきなり攻め込んで来た」というのはむしろプロパガンダに近いだろう。
NATO加入についての経緯も、アメリカが今までロシアに対して行って来た説明も全て無視されているかの様な報道の在りようは危険を感じる。
物事を単純化しすぎるのは大変危険だ。
勿論ロシアを擁護しているわけではない。
大軍で押しかけて侵略しているのは事実である。
しかし、「先に手を上げた方が悪い」ということを主張するのであれば、ウクライナ東部では先に手を挙げたのはどっちだということになる。
また「国連は機能している」と言っている人が多いが果たしてそうだろうか?
制度がおかしくないだろうか?
非難決議を採決したからと言ってなんなのだ。
そもそも常任理事国が戦争の当事者であった場合には、拒否権剥奪ができないのはおかしいだろう。
この状態では国連軍の発動もできない。
これまでの長い歴史があったにも拘らず、改革は行われていない。
個人的には、ただウクライナに寄付を行うしかできていない。
己の無力さも感じるし、制度についてとても悲観している。
物事を単純化するのは危険だと思う。
悪の帝王プーチンがトチ狂ってミサイルを撃って来たというのもその一つだ。
擁護しているわけではない。
東ウクライナでこれまで起きて来たこと。
NATOの対応なども踏まえて考えなくてはならないと言いたいだけだ。
ミンスク合意、ドローン爆破など。過去の停戦合意を守らなかったことなどが全然報道されない。
ミンスク合意も知らないでこの戦争を決めつけることはできないだろう。
環境の世界にも多い。
火力発電反対。石炭発電は悪だ。という論調もいい加減にして欲しいと感じる。
最先端技術により、CO2排出量を極端に減らすことが可能な発電までも含めて、
十把一絡げに「悪」だと決めつけるために、物事を単純化するのだ。
単純化して決めつける手法は、エモーショナルに訴えるために、よく取られる手法だが、科学的根拠に基づいていないことが多い。
そんなに単純化すべきではない。
私は、単純化された表現には、「寧ろ裏にあることを秘匿しているのではないか」という目で見てしまう。
特に環境の世界には、嘘や間違ったことを信じて、真逆のことに全力で取り組んでいる人をよく見かける。
大変危険である。
ゲーテ曰く「行動的な無知ほど怖いものはない」
そうなのだ。正確な知識あっての行動だ。
科学を無視すべきではない。
感情に訴えるだけの人を信じるな。
きちんとした活動を地道に行っている人しか信じない様にしている。
いつも「新しいこれを立ち上げました。すごいでしょう」という自己ブランディングばかりやっている輩を目にすることも多いでしょう。
敢えて単純化して言わせてもらおう。
「その活動は10年後もあなたが続けていますか?」