セミナー開催 伊予銀行
- 2022年10月24日
本日は伊予銀行様主催の「カーボンニュートラルセミナー」で講演させていただきました。
ご出席された皆様、関係者の皆様に御礼申し上げます。
IT化することをDX化と呼ぶべきではありません。
なんでもDXやブロックチェーンと言えばキャッチーな時代は終わっています。
IT、DX、GX、SX。それぞれの意味吟味し、使用するときは明確にすべきです。
先日ちょっと驚くことがありました。
社内のITを使った効率化はDXではありません。
Interactiveなものでないとなりません。
IT化は悪いと言っているのではありません。どんどんIT化を進めるべきだと思います。
単に用語の使い方と、設例は正しく提示すべきだと思います。
同じく、なんでもかんでも環境、環境ということは避けた方が良いと思います。
弊社の社名も最近つけたわけではありません。
カーボンフリーコンサルティングという社名を15年以上、設立当初から使用しています。
筋がぶれたことは一度もありません。
世の中にはどうしていい加減なことをやっている人が絶えないのだろうか。
一生懸命ルールを守り、普及してきているのに、「勉強不足」「知識不足」「嘘」などのせいで苦労しています。
今日もカーボンニュートラル製品を使っているので、スコープ1がゼロになりました。
調達した製品がカーボンニュートラル製品なので排出量はゼロです。
などと記載された資料を見かけました。
いい加減にしていただきたいものです。
例えばカーボンニュートラルガスですが、スコープ1が減ることはありません。
どうして減るのですか?
GHGプロトコルを読んでいますか?
現在使用できるものは、再エネ由来のJクレジットと非化石証書です。
しかもScope2にしか使えません。
海外の安価なクレジットを使ってカーボンオフセットすることはできます。
カーボンオフセット=サプライチェーン排出量削減ではありません。
基本的な考え方も、ルールも異なります。
国際イニシアティブの枠組みである話の、サプライチェーン排出量算定には使えません。(CORSIAを除く)
私が会長を務めさせていただいている一般社団法人 カーボンオフセット協会でも話題として取り上げました。
ボランタリーな活動としては、なんら問題ありませんが、販売したいがために、ルールを間違って勝手に適用して困るのは、消費者です。
カーボンオフセットは広まっていただきたい。しかしサプライチェーン排出量算定との仕切りは厳密に行うべきです。
排出量削減ができているので、この製品を使えとはなんとも乱暴です。
利用者はご注意ください。販売者はルールの厳守・徹底をお願いします。
今年度の板が届きました。
スキー再開します。スノーボードの回数は減らします。
パークは行きません。
もう大人ですから。
これからはスキーでエレガントに。
板は、チューンナップしていただいています。すでにベースワックスも塗布済み。
あとは滑走ワックスを塗るだけ。
今日は同門で経営者の方々の集いでした。
多くが一代で株式上場を果たした方々です。
着眼点とか、頑張りとか、自分にとっては吸収することが多かったです。
NYのイタリア料理を日本に持ってきたレストランがオープンしました。
SCARPETTA TOKYO
美味しかったです。