3years flew by
- 2023年02月11日
訃報を聞いたのは、西アフリカで仕事をしていた時でした。
ちょうどコロナがパンデミックになりそうな気配が世界に漂っていた時でした。
急いで帰国して、色々な手続きをして葬儀を行いました。
残されたご家族と社員のことを考えて、 アウトドアフィットネス株式会社の社長を暫定的にお引き受けしました。
急遽引き受けた会社の運営。
片手間でできるものではありません。
そこに未曾有のパンデミックが襲ってきました。
苦しかったですが、乗り越えることができました。
もう、私がやらなくてはならないことも大幅に減りましたので、環境ビジネスに集中することができるようになりました。
あっという間に3年が経ちました。
友を亡くすという事の意味をいまだに正確に理解することができません。
彼の分までしっかりと生きていこうとか、そういう前向きな気持ちにはなったことはありません。
虚しさと寂しさをずっと抱えながら生きるしかありません。
寂寥のまま、日常生活の慌ただしさにかまけて時間だけが流れます。
穏やかにそして、着実に彼が大切にしていたことを、守るお手伝いをさせていただいただけです。
3年という月日が流れ去り、今後についてじっくりと考えたいと思います。