sunset live
- 2026年02月24日
23日祝日は BEACH SUNSET LIVE でした。
2月開催を決めたときは、
「もし雪が降ったらどうしよう」
そんな心配までしていました。
ところが当日は、まさかの冷房を入れるほどの暖かさ。
春を飛び越えて、いきなり初夏がやってきたような陽気の葉山。
強い風が吹き、海は荒れ模様。
その荒々しさとは対照的に、街の空気はどこか澄んでいて、
大きく深呼吸しているような一日でした。
夕方、水平線へとゆっくり沈んでいく夕日が海を橙色に染め、
その光が店内にもやわらかく差し込む。
風の音と波のうねりの向こうで、
音が鳴る前から、空気は静かに整っていました。
そんな葉山の夕暮れのなか、
日本のジャズ界を長年にわたり牽引し、
数々の名著を世に送り出してこられた
ベーシスト 納浩一さん ギタリスト 布川俊樹さんをお迎えすることができました。
一音目から、場の重心が変わる。
低音は大地のように支え、
ギターは空を切り裂くように、そして包み込むように歌う。
圧倒的な表現力に、ただただ見入り、聴き入り、
荒れる海とは裏腹に、店内には確かな熱が灯っていきました。
客席には、プロミュージシャンや
各所でセッションホストを務める凄腕の演者の姿も多数。
その方々が真剣な眼差しで音を追い、深く頷きながら聴き入る。
静かな集中と高揚が、この空間を満たしていました。
日本を代表する演者が、この葉山の店で音を鳴らしてくださる。
その音を、第一線で活躍する仲間たちが真正面から受け止めている。
その光景を前にして、
ジャズを再開してよかったと、あらためて胸の奥が熱くなりました。
満席の会場。
拍手は決して騒がしくない。
けれど、その拍手の奥に宿る敬意と高揚は、
確かにこの空間を震わせていました。
葉山の風が強く吹く夕暮れ。
そのなかで、音は静かに、しかし力強く燃えていました。
素晴らしい演奏を届けてくださった
納浩一さん、布川俊樹さんに心より感謝いたします。
そして、この葉山の夕暮れに足を運び、
ともにこの時間を分かち合ってくださった皆さま、
本当にありがとうございました。








