uber
- 2016年03月19日
帰国しました。
年度末なので、幾つかの締め切りを抱えていて慌ただしいです。
今更ながらですがuberを利用してみました。
世界の都市部ではやっていますからね。
HPを見ると
https://www.uber.com/ja/drive/
とあります。
なになに?自分の車で、すぐにドライバーになれる?
好きな時に働けばよい?
数分で登録が完了?
すごいですね。これであれば、多くの雇用を産むし、利用する人にとっても利便性が上がりますね。
いや、しかしタクシー業界の雇用は?
事故があった時の対応は?
ドライバーの経験、人となり、接客は?
いろいろな疑問がすぐに湧いてきます。
これは根本的な問題が解決されていないのではないか?
まあ何はともあれuberのアプリを起動してみました。
タクシーはたくさん空車待ちしているのに、敢えてuberです。
品川駅です。10分で来てくれました。
どんな車で、どんなドライバーさんでしょうか?
mac片手の穴の開いたジーンズをはいた若者?
小遣い稼ぎの主婦?
と思いきや、黒塗りのハイヤーでした。
ハイヤー会社が一部門としてuber対応をされているとのことでした。
カバーしているのは東京の中心部のみ。
もちろん横浜はカバーしていません。
料金は昼間ならば倍とは言いませんが、高め。
深夜料金も呼び出しのお金は必要ないそうですので、時間やルートによっては安くなるかもしれません。
ドライバーさんは事前にuber側で実車テストしているそうです。
これならば安心できます。
アプリは、全国タクシーや日本交通と似ています。便利ですね。
ちなみにブラジルであれば、もっと進んでいて、地方都市でもどこにタクシーがいるかをすぐに表示できて、すぐに迎えに来てもらえます。
日本ももっと登録する会社が増えると、双方にメリットが多くなると思います。
いやしかし、このHPはなんだったのでしょうか?
日本語で数分でドライバーになれると書いたままです。
さすがに、日本では対応できなのであれば修正しておいたほうが良いですね。
日本ではグレーゾーンというか、違反の領域に踏み込んでしまっているものを記載したままにしておくのは良くないでしょうね。
Airbnbも然り、クラウドファンディングも然り。
既存業界の垣根を低くすることと、webを使った集客が基本です。
しかし、規制を100%クリアしてから事業展開してもらいたいと思います。
安いのだからリスクがあって当たり前でしょう?
既存の業界?近隣の迷惑?それは対処療法で構わないじゃないですか?
だって求められているサービスなんだから。
という理屈は、脆さと傲慢さを併せ持っているように感じてしまいます。
参入障壁で守られてきた金融業界にはFintechで風穴を開けて欲しいとは思いますが。