Time waits for no one
- 2012年01月26日
10年ぶりに集まった投資銀行時代の仲間達。
10年も経つと色々なことがありますね。
時は誰も待たない。その通りだと思います。
思い返せばあの時代は辛い事も多かったが充実していた時でもありました。
大手の投資銀行から、当時不祥事で会社復興をしなければならない小さな会社への転職。それまでは会社名で勝負してきたので、勝って当たり前の世界でした。その遣り甲斐のなさから、アゲンストの風に入り込むのは自分なりの小さなチャレンジでした。
そこは焼け野原のようでしたから、新たに構築しなくてはならない世界でした。同じ思いを持った人達が集まったので、集まるとパワーがありました。
ライバルは大手ばかり。こちらは少人数。
それでも勝ち上がって行きました。
皆が猛烈に働いていましたがそれはそれでよい思い出です。
久しぶりに当時の仲間20人程とあいましたが、今改めてみると凄い人達だったと思います。
そこでの再建のプロセスはある意味貴重な人生経験でした。
そして自ら全く知り合いのいない横浜の地を選び、机一つ、電話一つで起業しました。誰のコネも、人脈も今までの知識も使いたくなかったのです。
それでなければ自分にとってはチャレンジでは無かったからです。
あれからもうすぐ5年です。
カーボンフリーコンサルティングの仲間は随分と増えました。
頼もしい仲間達です。社会に負う責任も大きくなりました。
社長としての生き方。それはそれで貴重な人生経験なのだと感じています。
Time waitsというBub Powellの名演奏があります。
何故か別れの時にはいつも頭に流れてくる曲です。
別れ。そして新たな一歩を踏み出す時の一曲。
新たな一歩を踏み出す勇気。踏み出さなければ見えない景色があります。
次の邂逅が楽しみです。きっと皆さん社会的に意義のある何かを始めている事でしょう。