post-truthとPV
- 2017年01月04日
世の中に事実はない。OPINIONがあるだけなのか?
昨年から様々な議論が巻き起こっていますが皆さんどのようにお考えでしょうか?
Post-truthは「様々な見方がある」というのではなく「捏造」なのでしょうね。
リライト然りで、とにかく検索順位を上げるように血眼になる人々。
大量の文章をネットに載せることにより事実のように偽る風潮。
PV依存症なのでしょう?PVが上がれば世論形成や、知名度向上には役に立つのでしょう。
しかし事業内容や時と場合によりけりではないでしょうか?
私は寧ろPVに依存しないビジネスモデル構築に注力して来ました。
webは誰が見ても見なくても構いません。
千人が眺めるだけよりも一人が読んで行動を起こしてくれる方が余程ありがたいからです。
事実が事実として報道されない時代。
リテラシーをどんなに向上しようが対応しきれません。
ネット社会は何をやっても自由なわけではないはずです。
ましては大国の大統領選がpost-truthの影響に直面するのは由々しき問題だと考えています。
規制が追いつかないから、好き放題の捏造ばかり。
転職サイトもグルメサイトも自作自演やデマを流している。
真面目にやっているサイト運営者が迷惑です。
PVの多少に神経質になる文化はそろそろ終わりにしたいものです。
IPOやM&Aにおける企業評価にもPVを重視しすぎだと思います。
自作自演の証明責任を全うするのは大変なことです。
モラルを問うのではなく、モラルがない人たちに歯止めをかけるには規制しかないでしょう。
国際的なルール作りを希望します。