創立記念

  • 2026年09月14日

本日、カーボンフリーコンサルティング株式会社は、設立19周年を迎えることができました。

今日から20年目に入ります。

ここまで長く続けてこられたのも、これまで支えてくださったお客様、関係者の皆様、そして一緒に歩んでくれた仲間のおかげです。改めて、心より御礼申し上げます。

19年前、会社員を辞め、環境と人道支援を仕事にする会社を立ち上げました。

当時は、環境と人道支援を一緒に扱うコンサルティング会社など、ほとんど存在していませんでした。

正直に言えば、もっと器用な生き方もあったのだと思います。
もっと効率よく会社を大きくする方法も、もっとお金を稼ぐ方法もあったのかもしれません。

けれど、私は結局、そういう生き方ができませんでした。

目の前の一つひとつの仕事に向き合い、困っている人がいれば何とか力になろうとし、遠回りをしながら、それでも嘘をつかずに仕事をしてきました。

振り返れば、決して順風満帆だったわけではありません。

うまくいかなかったことも、悔しかったことも、迷ったことも数え切れないほどあります。

それでも、続けてきました。

そして今年、カーボンフリーコンサルティングはERIホールディングスグループの一員となりました。

19年間の中でも、間違いなく大きな転換点です。

自分たちだけで歩んできた会社が、大きなグループの中に入り、新しい仲間とともに次の時代へ進んでいく。

環境も、立場も、これから求められる役割も変わっていきます。

ただ、変えてはいけないものもあると思っています。

お客様に誠実であること。
社会にとって意味のある仕事をすること。
目の前の一人を大切にすること。
そして、嘘をつかないこと。

会社の形が変わっても、そこだけは変えずにいたいと思っています。

19年という時間を振り返ると、「ずいぶん遠くまで来たな」と感じます。

一方で、まだ20年目です。

環境問題を取り巻く世界も大きく変わり、私たちがやらなければならないこと、挑戦したいことは、むしろ以前より増えています。

だから、まだ振り返っている場合ではないのだと思います。

20年目。

そして、その先の次の20年へ。

これまで大切にしてきたものを守りながら、新しい環境、新しい仲間、新しい挑戦を楽しみ、これからも一歩ずつ進んでいきたいと思います。

私はまだ、この仕事を続けたいという気持ちでいっぱいです。

これまで19年間お付き合いいただいたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。

そして20年目のカーボンフリーコンサルティング株式会社も、どうぞよろしくお願いいたします。

変わらないものを大切に、次の20年へ。

病院へ

  • 2026年09月13日

自分が産まれた病院に、見舞いに訪れました。

なんか変な気分です。

バリトン

  • 2026年09月12日

産まれて初めてバリトンサックスを吹いてみました。

。。。重い。。。。

雨を邪魔者にしない街へ

  • 2026年09月11日

雨は、

多すぎれば災害になります。

しかし本来、

雨はなくてはならないものです。

森を育てます。

農作物を育てます。

川をつくります。

地下水になります。

海へ栄養を運びます。

問題は、

雨そのものではありません。

短時間に大量に降ること。

そして、

その雨を受け止められない街をつくってしまったことです。

だからこれからは、

降った雨を、

すぐに流して捨てるだけではなく、

貯める。

染み込ませる。

使う。

ゆっくり流す。

という発想が必要になります。

脱炭素。

気候変動適応。

グリーンインフラ。

流域治水。

TNFD。

別々の言葉に見えますが、

実はかなりつながっています。

環境とは、

CO₂だけを考える仕事ではありません。

空気。

水。

土。

生き物。

そして、その中で暮らす人や企業。

すべてを見ること。

大雨が増える時代だからこそ、

もう一度、

「水の行方」を考えてみる必要があるのだと思います。

水害とTNFD

  • 2026年09月10日

TNFDというと、

生物多様性の話だと思われることがあります。

しかし対象は、それだけではありません。

自然には、

水。
森林。
土壌。
生態系。

さまざまな要素があります。

企業は自然に依存して事業を行っています。

水がなければ生産できない工場があります。

一方で、

水が多すぎても生産できません。

渇水もリスク。

洪水もリスク。

つまり企業にとって水は、

「資源」であると同時に、

「リスク」にもなります。

自社の工場だけを見るのではありません。

原材料の生産地。

仕入先。

物流経路。

販売先。

サプライチェーン全体の自然との関係を見る。

これがTNFDの重要な考え方です。

CO₂だけを見ていても、

企業の環境リスク全体は分かりません。

気候と自然。

そして水。

これらを一体で考える時代になっています。


水位を測ることから始まる

  • 2026年09月09日

大雨への対応で重要なのは、

「今、水がどうなっているのか」

を知ることです。

川の水位。

水路の水位。

マンホールの水位。

調整池の水位。

ポンプの稼働状況。

以前は人が現場へ行って確認していた情報も、

センサーや通信技術を使えば遠隔で把握できるようになっています。

大雨のときほど、

現場へ人を送り込むこと自体が危険です。

だからこそ、

測る。

送る。

見る。

判断する。

という仕組みが重要になります。

環境の世界でも、

「測ること」は基本です。

CO₂もそうです。

水質もそうです。

生物多様性もそうです。

そして防災も同じです。

見えないものは管理できません。

大雨対策も、

まず水の状態を見えるようにするところから始まります。


大雨は企業の経営リスク

  • 2026年09月08日

大雨は防災だけの問題ではありません。

企業経営にも直接影響します。

工場が浸水する。

設備が停止する。

倉庫の商品が使えなくなる。

従業員が出社できない。

物流が止まる。

取引先から部品が届かない。

自社が被災していなくても、

サプライチェーンのどこかが被災すれば、生産が止まることがあります。

これが気候変動の「物理的リスク」です。

企業はこれまで、

地震や火災を想定したBCPをつくってきました。

これからは、

洪水。
内水氾濫。
高潮。
土砂災害。
猛暑。

こうした気候リスクも経営リスクとして考える必要があります。

環境対策は、

単に環境に良いことをする活動ではありません。

事業を継続するための経営戦略でもあります。

環境省も2026年、企業向けの「気候変動の物理的リスク評価の手引き」を公表しました。