切り取った臓器を野良犬が袋を破り食べている。
その残り滓を鳥が啄む。
そんな場所が環境の現場である。
もう何年もこんな現場に立っている。
解決できたこともあったけど、なんの役にも立てなかったこともある。
世界は広大で、自分でやりきれるほどの器も能力もない。
それでも少しずつ世の中の改善のために働いている。