差別と蔑視
- 2021年02月15日
日本では差別用語として、混血、ハーフとされている。しかし英語ではミックスと表現されることが多い。ダブルという言葉は使わない。
個人的にはダブルという表現は違和感がある。なんで2倍なの?
ダブルという表現はネガティブな時に使うこともある。
ダブルスコア、ダブルボギー、あれがダブルになってしまったなどなど。
ハーフは半分という意味合いから差別なのだろう。
しかし半分+半分は1になる。ちょっと前まで、ハーフというのは、美しい、可愛いの羨望を込めた言葉であった時代もあったはずだ。
ではミックスと呼ぶのはどうなのだろうか?
当然混血ということが連想されてしまう。
センシティブな表現だし、私は国籍を気にしないので、何も言わないようにしている。どうしても話に出てくるならば、父がxxxで母がxxxxと言えばいいと考えているからだ。
傷つく人、不快に思う人がいるならばやめたほうが良い表現は多いと思う。
細かいことを言うようだが、私はアイドルという表現も嫌いだ。
可愛い衣装を着た女の子が集団で踊って、決めポーズをとる。
これが可愛いの標準になるならば、それ以外は可愛くないと言うことか?
まあ、男のアイドルもいるわけで、それが格好いいの標準になるならば同じことか?
いずれにせよ不快なのだ。
それを加齢とか世代の違いと片付けるならば、それは年齢差別である。
何が正しいのかの線引きが曖昧であることには、口を噤むことにしている。
婚活、妊活なども不快だ。女子会、女子旅も疎外感を覚える。
支那という言葉も人種問題に絡むのでセンシティブだ。
支那そば、シナチク、東シナ、インドシナなどの言葉も使わないようにしている。
よく行く葉山の小浜は、「しなそば小浜」である。
今でも支那そばを名乗る店は沢山ある。
うーむ。
言わないに限る。差別も蔑視も毛頭するつもりはない。
しかし、口に出してしまうと不快に思う人がいるのであれば、喋らないことにしている。
やはり、「使うべきではない表現」の定義を定めて啓蒙活動したほうが良い。
おっと、啓蒙は差別用語だった。
啓発したほうが良いような気がする。