厳封
- 2013年06月20日
多くの誕生日のメッセージありがとうございます。
祝うどころか帰宅できるかも怪しい日になりました。
仕事を戴ける事は幸いです。仕事が無いのに比べればどんなにか有り難いか。
随分とこの数ヶ月お仕事をお断りしてきました。
あなたの会社に頼みたい、と思ってくださる相手をお断りするのは私の主義ではありません。
しかし、お引き受けしたら仕事が雑になりプロとしてのレベルを維持できない。
そう思い苦渋の決断をしてしまいました。多くのスタッフがフル稼働していますがそれでもこれ以上はもう無理でした。
お待たせした方々にこれから仕事できちんとお返ししたいと思います。
厳封する段階になると長い道のりもそろそろ終着駅が見えてくる時期です。
普通は緘封印を3カ所に捺すのが常識になっていますが、
私也の作法では、真ん中に違う印を捺します。
吾唯足知 われただたるをしる。
好きな言葉です。
陶芸の師匠が偶々プレゼントしてくださった印です。
多分開封する人でこれを目に留める人は居ないでしょう。
ちょっとしたシャレです。
背伸びして生きる必要は無い、身を屈めて歩く必要も無い。
相手が大臣だろうとやのつく自由業の方だろうと、
小学生だろうと誰とでも態度を変えず。
自分のできる精一杯を絶えず進めていく。
自分の精一杯をやり遂げて初めて違う世界が見えるのだと思います。
旅の切符を予約しました。そろそろ動きます。