平等と公平と正義
- 2024年06月14日
厚生省が公表している就職差別のない公正な面接のポイントはこれである。
https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/var/rev0/0148/2106/2017816144129.pdf
不適切な質問は以下の通りです。
本籍を聞くこと。
出身地を聞くこと。
信条を聞くこと。(座右の銘を聞くことなど)
社会をどう思うかを聞くこと。
尊敬する人物を聞くこと。(学校の先生の中に尊敬する人はいますかと聞くことなど)
自分の生き方についてどう考えていますか。
将来、どんな人になりたいと思いますか。
愛読書や雑誌はどんなものを読みますか。などなど。
そして適切な質問の例としていかが掲げられている。
お待たせしました。どうぞ(椅子に)掛けてください。お名前は○○さんですね。
◆ 早朝からご苦労様でした。今朝は何時頃に起きられたのですか。(寒いのに)大
変でしたね。
◆ 筆記試験は難しかったですか。
◆ 応募者が多いので驚いたことでしょうが、気にしないでのびのびと答えてくださ
いね。
◆当社の第一印象はどうでしたか。
◆ あなたが、当社への就職を希望されたのは、どんな理由からですか。
などなど。。。。
これで面接対象の方の何を見れば良いのだろうか?
危険思想の持ち主や、将来のキャリアプランも企業としては確認してはならないのだ。
そのリスクは企業が負えということになった。
さらに、
◆ 身元調査は禁止されています。身元調査は職業安定法第 48 条の指導・改善命令の対 象となります。
◆ 不必要な健康診断は禁止されています。職務遂行能力の有無の判断に必要不可欠であ る場合以外は実施しないでください。
とある。
全て差別に当たるからだそうだ。
これからは面接官は慎重に対応しなくてはなりませんね。腕の見せ所です。
平等と公平と正義
私はこの絵はよく表しているなと感じています。
「公平」は個々の状況における同等な扱いや偏りのないことを指し、「公正」はより広い社会的な価値観や正義に基づいた適切な判断や行動を指します。
では、公正とは会社にとっても面接者にとっても適切な判断や行動であるべきなのでしょう。
出典:https://x.com/JesseDangrsly/status/916037462778105861?mx=2