授業

  • 2025年10月24日

今年も、母校の壇上に立つ機会をいただきました。
歳を重ねるたび、あの学び舎への想いはいっそう深まり、
仕事を重ねるほどに、教育という灯の尊さを感じるようになりました。

私にできるのは、ただ現場で見てきた現実を伝え、
そこから生まれた試行錯誤の道のりを語ることだけです。
けれども、その「現場の真実」は、
日本の中ではまだ知られていないことが多いのです。

だからこそ、学生たちが真剣な眼差しで耳を傾け、
その言葉の奥に何かを感じ取ってくれる姿に、
静かな希望を覚えます。

これからも、社会の未来と母校に、微力ながらも力を注ぎ続けたいと思います。
貴重な機会をいただけたことに、心より感謝いたします。