CDP2026のスケジュール、実はこう動く(そして多くの会社が間違える)

  • 2026年03月18日

「CDPって、いつから書き始めればいいですか?」

この質問、毎年必ず聞かれます。

そして多くの人が、
“正しい答え”を知っているのに、間違えます。

2026年のCDPも、例年通りであればこの流れです。

・4月20日の週:質問書公開
・4月27日の週:スコアリング基準公開

そしてその後、

・6月15日頃:回答入力スタート
・9月14日の週:提出期限

このスケジュール感は、かなり現実的です。

ここで、多くの企業がこう考えます。

「6月から書けばいいんですよね」

……違います。

CDPは、
“書き始めた日”ではなく
“設計した日”
で勝負が決まります。

実務の現場では、こういうことが起きています。

6月:
「とりあえず入力し始める」

7月:
「データが足りないことに気づく」

8月:
「社内確認で止まる」

9月:
「なんとか提出(でもスコアは伸びない)」

一方で、スコアを取る会社は逆です。

4月:
質問書が出る前から設計している

5月:
データを揃えている

6〜7月:
ほぼ完成している

8月:
レビューと微修正だけ

9月:
“提出ボタンを押すだけ”

なぜ、こんな差が生まれるのか。

理由はシンプルです。

CDPはもう、
「アンケート」ではないからです。

今のCDPは、

・KPIがあるか
・意思決定に使っているか
・財務や戦略とつながっているか

を見ています。

つまり、

“書けばいい”ではなく
“説明できる状態か”

が問われています。

2026年もこの流れは続きます。

特に、

・TNFDとの接続
・Scope3の精度
・トランジションプランの具体性

このあたりは、後から作ることができません。

だから結論はシンプルです。

6月15日から書き始めるのではなく、
その時には“ほぼ終わっている状態”にしておくこと。

CDPの本当の締切は、9月ではありません。

8月です。

静かに始まる4月。

ここで動けるかどうかが、その年のスコアを決めます。