形
- 2016年11月30日
もともとバックパッカーだったから、今の仕事は向いているのかもしれない。
19歳の時にアメリカを縦断し、その後ヨーロッパやインドを廻っていた。
その時に感じたのは、バックパッカーは現地の人の好意に助けられることが多いということだ。
現地への金銭的な貢献は少ないし、やはり観光が多くなるので、文化や人を垣間見るだけで終わってしまった。
平たく言うと、自分のためだけのものであった。
それ以上ではないし、それ以下でもない。
もっと、深く知りたい。もっと貢献したい。
そういったことが実現できるから今の仕事は楽しいのだと思う。
汚いし、危ないし、辛いし、遠い。
されど、それらを上回ってお釣りがくる何かがある。
それは自分のためだけのものではない、形が残るものだ。