力をつけなくちゃ
- 2025年10月16日
肉を食べました。たくさん。

wptouch-pro domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /var/www.carbonfree.co.jp/webroot/blog/wp-includes/functions.php on line 6131押し入れの奥でひっそりと眠っていた段ボール箱の蓋を、そっと開けてみました。
すると、35年前のパンフレットが顔をのぞかせ、時の流れを一瞬で飛び越えたような気持ちになりました。
早稲田ジャズ研、SWING & JAZZ CLUBのリサイタルの案内です。
関心のない方にはただの紙切れかもしれませんが、ページをめくるたびに、胸の奥が温かくふわりと震えました。
紙の手触りやインクの匂いが、あの頃の記憶を呼び覚まし、まるで音が聞こえてくるような錯覚にさえ包まれます。
あの頃、みんなで集ったMILESTONEの空気や、居酒屋のざわめき、笑い声やグラスが触れ合う音までもが、まるで昨日のことのように蘇ります。
自分がバイトしていた千歳橋のピザ屋にも、勇気を出して協賛をお願いしたことがありました。
小さな一歩でしたが、思い出の中では大きな輝きとして、今も心に残っています。
懐かしい出演者の名前を見つけるたび、あの熱気と興奮に包まれた舞台の空気が、指先にまで伝わってくるように思えます。
あの同期たちの何人かは、今も音楽の道を歩み続けていることを知り、とても嬉しく感じます。
時は流れても、音楽がくれた絆は色褪せず、心の奥で確かに生き続けています。
ページの間から、あの頃の笑い声や楽器の響き、夜風に混ざった居酒屋の香りまで、すべてが鮮やかに蘇ります。
押し入れの奥で眠っていた段ボール箱は、ただの箱ではなく、自分にとっての小さな宝箱であり、記憶の守り人のように思えました。
そして何よりも、こうして音楽を通じて再び出会えたことが、何ものにも代えがたい、深い喜びです。
あの瞬間の熱気、あの夜の笑顔、あの音の余韻――すべてが、今の自分の心を優しく満たしてくれます。
