5Sと同じく、PDCAはよく聞く言葉ですが、未だにそんなことを真面目に提唱するコンサルがいたら疑ってしまいます。
そもそも作った本人がPDSAに改めています。
SはcheckではなくStudyの意味です。
その考え自体は正しいものなのでしょうが、最大公約数を選んだことで、業界や業種の特殊性を考慮していません。
PlanはどのようなPlanを作るのか?マーケティング戦略は?セールス戦略は?
DはDoですが、どのように「実行」するのでしょうか?そもそもDoよりもImplementationの方が表現として良くないでしょうか?
CでもSでも良いのですが、それを客観的にどのように評価するのかのHowがなければ、改善などできません。評価ならばevaluationの方が適切なような気がします。
AはActですが、なぜ「改善」なのでしょうか?誤訳なのか、意味を取り違えているのか?
Improvementsですよね?
いずれにせよ、PDCAも昔流行った2×2のフレームワークも、それっぽく聞こえるだけで役に立たないものばかりです。
フレームに入れて考えるより、もっと個別性を尊重し、現場に即した多面的な「改善」ができなければコンサルとしての能力がないと言われてもしょうがないでしょう。
コンサルはもっと勉強しなされ!
日本式の製造業・サービス業などの職場環境の維持改善で用いられるスローガンである5S。
ご存知の通り、
整理(せいり、Seiri)
整頓(せいとん、Seiton)
清掃(せいそう、Seisou)
清潔(せいけつ、Seiketsu)
躾(しつけ、Shitsuke)
の5つです。
整理整頓は一つにできますよね?
清掃清潔は、清潔でくくれますよね?
躾とは一般的に「子供」や海外では「動物」相手に使われる言葉ですよね?
勿論社会人相手に使ってもいけないわけではありませんが、特に途上国相手だと上からモノを言うような印象があってはなりません。
時代にあっていないと思います。
無理に日本語の頭文字をとって、標語かしてもちょっと前時代的になってしまっていないでしょうか?
一方KAIZENはいいですよね。
5SはKAIZENの1メニューであり、あまりでしゃばらない方が良いですね。
しかしKAIZENの中でも「ポカヨケ」は意味がわかりますかね?
日本で「ポカ」って一般的に使われていますかね?
囲碁などの用語ですからね。
海外で「これが日本式だ」というのであれば、もう少し用語と意味はそれこそ整理した方が良いでしょうね。
やはり、日本語は適切に使わないといけませんね。
普遍性があり、全国で一般的に使われている言葉を正しく選ぶべきですね。
SBT、CDP、スコープ3測定はみなと経営研究所
ブルー総合研究所,シンクタンクブルー
白海の上空です。
もうすぐフィンランド域内です。
インドネシア、ベトナムと続いた出張から帰ってきたら、決算と国内出張で慌しくしていました。
そして週末には出発。
今度は少々長い旅になります。
この3、4年程海外半分の生活です。
中々大変です。