中身
- 2016年05月23日
努力している人は一緒にいて楽しい。
リスクとっている人は応援したい。
挫折したことがある人は優しいから心地よい。
中身がない人と会うのはつまらないし時間の無駄だ。
知識がない、経験がない、興味がない、勉強していない、、、要するに目標もなければ、謙虚でもない人たちだ。
所謂サラリーマンに会うと幻滅することが多い。
視野も知識も経験も狭すぎて、会話がなりたたないのだ。
勿論、そんなサラリーマンばかりではないのだが、最近たまたまそんな人ばかりに会うことばかりだった。
それならば、零細企業の人や、志しをもつ若い人に会う方が余程いい。
世間ではエリートではないかもしれない。
学歴はないかもしれない。
だからなんだ、と思ってしまう。
ふと我にかえると、かつて自分もそうだった。
10数年前の話だ。私はサラリーマンだった。
その時代に、起業して成功している先輩に会いに行ったことがある。
しかし、相手の話しを聞くだけで、こちらからは話すことが出来なかった。
話す中身がないのだ。
私は自分のあまりの知見の乏しさを恥じた。
自分の生き方に疑問を持った。
世の中のことを何ひとつしらない。
何ひとつ関心をもっていない。
なんら努力をしていない。
だから自信がない。
そんな自分を恥じた。
いまでも1日平均1冊の本を読むことを続けている。そして多くの人にお会いして、様々な地に出掛ける。
知識と経験の両輪を駆使して、展開しなくてはならないからだ。
いままでの惰眠をむさぼる人生が変わり、リアルな世界に引き戻された。
その時代の悲しい事、悔しい事は、今思えばなんとくだらぬ事に思い巡らせていたのかと俯瞰できるようになった。
今ならば彼といろいろな話ができるだろう。