帰国
- 2016年01月26日
40度の国からの帰国。気温差が堪えます。
さて、南アルプス市の完熟農園が破綻しました。
この事業は1年も保ちませんでした。
事業計画に大きな無理がありました。
本事業には山梨県内のコンサルがついていましたが、その手法には大きな疑問があります。
ブランディングを、ロゴマークやホームページ程度と勘違いしている、マーケティングとセールスの戦略の違いがわからなければ、資金計画が立てられなければ、事業が成功するわけもありません。
コンサルの種類はいろいろありますが、事業を持ってくる、事業を成功させることが結局は求められます。当たり前ですが成果です。
ビジネスコンサルも、地方再生コンサルも、環境コンサルも、専門性はあるものの、相互の知識は習得し、経験をしているのが最低条件だと思います。
専門性を出すのは差別化や嗜好に寄るものであり、技術面での遜色が大きくあるようでは、一人前とは英ません。
弊社もコンサルという名をつけていますので、巷で多くあるなんちゃってコンサルの不甲斐なさには納得できないことが多いのです。
コンサルは資格が入らないですからね。名前も曖昧ですし。
弊社のような、環境専門のブティック型のコンサルは日本でも少ないのです。
分野を狭めた分だけ、深く、そして、立ち上げから軌道に乗るまで、そしてその後の課題解決まで全て支援することができます。
6次産業の新しい在り方をして注目された事業なので残念です。
さて、すぐに次の現場に向かわなくてはなりません。
再び南へ行く準備です。