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除染 - 中西代表|環境への取り組み

放射能汚染問題に取り組まないでなにが社会起業家だ!

  • 2012年01月27日

と、言われてもそんなに事は単純に解決できるものでもなく、自分でできうる思いつく事しかできず忸怩たる思いの日々。

慎重に準備してそして大規模に実施しなくては現実的な効果が出ないのです。

効果がなかったり、スケールが小さすぎては単なる自己満足になってしまうからです。

人類史上、類のない大規模環境問題が目の前にあるのに、環境問題に正面から向きあってきたカーボンフリーコンサルティングが目をそらす事はできません。

震災翌日に向かった先は福島原発でした。水素爆発を肉眼でみた数少ない人の一人になってしまいました。

全身放射能チェックをした日以来果たして何ができるのだろうかと思考を重ね、勉強してきました。

そして現実的な手段と雇用創出をすることに繋がるような活動を展開したいと常々考えていました。

未曾有の放射能汚染問題。

環境の専門家集団として何ができるでしょうか?

 

まずは安心して木材を利用できるようにするためにプラントの提供を開始しました。

原木でも、皮をむいたあとでも、バークでも、チップでも、きちんと放射性セシウムを除染して放射能チェックをします。

この事により木質系の素材を安心して活用できるようになります。

また除染水の処理もきちんと行なう事により、河川、海への流出を未然に食い止めます。
また、震災瓦礫の除染を被災地で行い、放射性セシウム流出を食い止める為のプラントと薬剤提供を開始しました。
大規模な除染を実施できて、人々に安全、安心を届け、雇用創出にも繋がります。

また、焼却灰に含まれる放射性物質を減らせるので、現在のように保管場所が無いが為に焼却施設が使えなくなるような事態を回避する事にも貢献できます。

課題も多いのも事実です。

大規模に実施できるのか?費用の捻出。

作業員の被爆をどのように防ぎきるか?

 

ひとつひとつ乗り越えて行かなければなりません。

しかし技術面、設備面のハードルが乗り越えられたのであとは仕組みを構築すれば回ると思います。

今まで200件ほどの環境プロジェクトを開発、実施運営してきましたが、その経験と人脈などを動員して総力戦で進めたいと考えています。

責任は重大。そして様々な苦労もあるでしょう。

しかし一歩前に進みます。