「地球沸騰化」の時代

  • 2026年07月22日

世界を襲う猛暑はなぜ「異常」ではなくなったのか?
近年、夏のニュースで「観測史上最高気温」という言葉を聞かない年はありません。日本国内で40℃を超える酷暑日が記録されるだけでなく、ヨーロッパや北米、アジア各地でも歴史的な熱波が頻発しています。

国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告したように、私たちが直面しているのは一時的な「異常気象」ではなく、気候の「新たな日常(ニューノーマル)」です。

なぜ世界中で猛暑が起きているのか?
その最大の要因として指摘されているのが、温室効果ガスの増加に伴う気候変動です。大気中のCO2濃度が上昇することで地球全体の熱が逃げにくくなり、ベースとなる平均気温が底上げされています。その結果、少しの気圧配置の変化で極端な熱波が発生しやすくなっているのです。

この猛暑は、私たちの健康や日常生活を脅かすだけでなく、社会システム全体に大きな影響を与え始めています。